top of page

2020/10/18

横田第1自主防災組織防災講演

横田第1自治会は、高津川と匹見川の合流部に位置し、住民方々の防災意識が非常に高く、毎年秋、防災訓練を実施しておられましたが、本年は、感染予防の観点から住民が多く集まる防災訓練を取り止め、役員を対象とした防災講演会(集中豪雨と防災計画)を開催されました。

本年7月発生した球磨川の洪水は、同じような河川に隣接する横田第1自治会にとっても他人事とは思えず、皆様熱心に聴講しておられました。

昨今の集中豪雨は、短時間に膨大な雨量をもたらし川の水位を避難する暇もなく上げてしまいます。雨が降りだした時は、避難が出来るような降り方ではなく、家の中での垂直避難がやっとです。そうなると避難は、雨が降りだす前に実施しなければならず、防災関係者には、集中豪雨の兆しを読み取る力と住民を避難させる決断力、行動力が必要になってきます。しかし、その兆候を読み取ることは非常に難しく、判断の基準を示す防災計画(避難マニュアル)が必要となってきます。

横田第1自主防災組織は、避難マニュアルを新しく整備され、マニュアルに基づいた訓練、訓練の結果発生した不具合のフィードバックを重ねられ、更に災害に強い防災組織に成長されるだろうと信じます。

添付ファイル

2020/9/20

赤松自主防災会防災研修

赤松自治会は、高津川の支流、匹見川沿いに位置していますが、皆様が住まれている家々は高台にあり、匹見川が氾濫したとしても家まで水が上がることは考えられません。反面、背後に谷を含む急傾斜地を背負っており、傾斜地の各所が、土砂災害特別警戒区域に指定されています。その上、地区で唯一の避難場所、多目的集会所も土石流の警戒区域内にあり、特別警戒区域とも隣接しています。

このような困難な状況を克服するため自主防災組織を結成、防災活動に取り組まれておられ、今回の防災講話においても、皆様、真剣な眼差しで聴講、災害に立ち向かおうとする姿勢を強く感じました。

大雨が予想されるようなときは、状況により、地区外に避難しなければならないことも考えられ、自主防災組織を中心として、避難マニュアルに基づく早めの避難が肝要です。避難マニュアルの整備、避難訓練の実施等、課題は多くありますが、それらを一つずつ解決され、機能する防災組織に成長されることを心から期待しています。

添付ファイル

2020/7/10

神田防災会水防研修

神田自治会は、高津川と匹見川の合流部内側に位置し、高津川、匹見川の高い堤防と後ろの山に取り囲まれた盆地のような場所に約170世帯の方々が暮らしておられます。

ゆえに、水が出ると両河川の水位が上がり水門閉鎖、中に溜まった水は逃げ場を失い内水氾濫を引き起こしますが、ポンプ場が2か所あり、中の水を汲み出して氾濫を防御しておられます。

本日の研修会は、神田防災会役員、町内会役員で行われる水防協議会に合わせて計画され、集合した方々の水防意識は高く、皆様、熱心に研修しておられました。古来、水とともに暮らしてきた神田地区の人々、水の恐ろしさを誰よりも強く感じておられる様子が、研修態度から犇々と伝わってきました。

近年の豪雨災害を目の当たりにすると、想像を絶する雨の降り方、莫大な雨量に伴い両河川の氾濫、越水等による外水氾濫の事態も想定することもでき、逃げ場を失う人々が多数発生することを考慮し、防災計画(避難マニュアル)に基づいた早目の避難が重要であると考えます。

神田防災会が、住民と一体になり避難マニュアルに基づいた訓練、緊急時の的確な行動が取れる防災会へと成長された日が必ず来ると信じています。

添付ファイル

2020/6/21

ときめきの里真砂防災団体1班防災研修

ときめきの里真砂防災団体1班は、真砂地区に設立された自主防災組織5組織中の1組織で、組織の役員を中心として防災研修を開催されました。

真砂地区は、益田市内中心部から車で15分、山の緑が美しく、清らかな小川が流れる風光明媚な集落ですが、昨今、日本各地で発生する集中豪雨による災害に対しては山間であるがゆえに脆弱であり、防災組織を適切に始動できるよう、まずは、役員方から2時間にわたって防災に対する知識の向上を図られました。

前半1時間は、土砂災害をベースとした災害の怖さ、災害に対する備え、災害情報の取り方、避難の方法等の講話を受講、後半1時間は、集落全般が見渡せる現場に出て、集落を取り囲む山々の位置、方角や夏の湿った風の流れてくる方向、集落を見守るように聳える高い山から流れ落ちる幾筋もの谷川がもたらす災害時の怖さ等を目で見ながら研修されました。

普段何気なく見ている私たちの環境が、災害時にどのように変化するかを知ることは、自主防災組織を担当する者にとって大変有効であると思います。真砂地区防災団体1班の更なる活躍を期待しています。

添付ファイル

2020/3/25

中吉田自治会自主防災組織防災研修

中吉田自治会は、益田川と高津川の間に位置し土地が低く、住民の方の多くが水害に対する脆弱性、海にも割と近いので、津波に対する脆弱性を感じておられます。

今回の防災研修は、昨年のこの時期に実施した防災研修と同じく、新しく自治会の役員になられる方々に対し、自主防災組織の活動内容について理解していただこうと自治会長が計画されました。研修内容は自治会長の要望もあり、「自主防災組織活動マニュアル(益田市)」に基づいて実施しました。

折しも日本中が新型コロナウィールスの感染予防に取り組んでいる最中であり、窓を開け風通しを良くし、一人一人の間隔も十分に取って実施しました。一部の人は防寒コートを羽織りながらの研修でしたが、脆弱な土地柄を理解されている新役員の方々は、寒さにも負けず熱心に研修されていました。

また、同自治会は400世帯以上のマンモス自治会でもあり、住民方々の心を一つに導くのは非常に困難です。よって、災害時の避難体制を整えるのは大変難しく、千人以上おられる住民全ての避難を完了させるのは至難の業です。なるべく、少数単位毎に避難体制を確立し、一単位、一単位が確実に避難を完了させることにより、全体の避難を完了させる仕組みの構築が肝要だろうと思われます。自治会長を中心とした中吉田自治会自主防災組織の健闘を期待しています。

添付ファイル

2020/3/1

常盤自治会防災研修

常盤自治会が、新旧役員交代役員会の前段において防災研修を計画され、自主防災組織と常磐町を中心としたハザードマップの見方について話させていただきました。

新旧役員の皆様は、防災について関心を持っておられるようで、真剣なまなざしで聞いておられました。

自主防災組織を結成しておられない自治会に対して防災の話をする機会は非常に少なく、そのような自治会の一人でも多くの方に自主防災組織の重要性について知ってもらいたいと思っています。

貴重な機会を作って頂いた自治会長に深く感謝しています。

2020/3/1

白上町自主防災会防災訓練

白上町自主防災会の防災訓練は、避難訓練、避難して来られた方の人員把握から始まり、炊き出し訓練、段ボールを使用しての簡易ベット作成、竹竿と毛布を活用した簡易担架作成、三角巾の使用方法及び防災講話等、多くの項目が計画されており、住民方々は、熱心に各訓練と取り組んでおられました。

白上町は、市中心部の南西部、丘陵地に位置し、白上川が流れていますが、川面までに高度差があり、洪水に対しては比較的強い地区と思われますが、山の斜面を背後にした家も多く、土砂災害に対しては脆弱な面があると思います。土砂の破壊力は非常に強く、瞬時に家を押しつぶします。不安を感じたら早めに避難することがとても重要です。

そんな中にあって、毎年度欠かさず防災訓練を実施している白上町自主防災会と住民方々の防災に対する強い意思をひしひしと感じました。

土砂災害は、大雨の後など雨が降っていなくても突然発生することもあり、その分、避難のタイミングをはかることが非常に難しく、防災訓練を重ねることで見えてくるものがあると思います。白上町自主防災会の更なる健闘を期待しています。

添付ファイル

2020/2/29

小野地区自主防災組織連絡協議会避難所設営訓練

小野地区自主防災組織連絡協議会が、本年度の防災研修として避難所設営訓練、段ボールを使用しての簡易ベット、簡易トイレ作成に挑戦されました。

災害発生後の避難所生活は劣悪な生活環境が想定され、中でも水道設備が復旧するまでのトイレは悲惨なものであり、避難所の生活環境改善に段ボールを活用した簡易ベット、簡易トイレの有効利用は欠かせません。作成手順の説明を受けながら協力して作成してみると、意外と簡単に作成できることと、思った以上に丈夫であることに皆さん驚いておられました。

特に今回は、ホームセンターで調達した段ボールを使用したため、サイズもそろっており、作成者の技量も高く、すぐにでも使えそうな美しいトイレが10セットでき上りました。

不幸にして避難所生活を余儀なくされた場合、災害に遭遇した不運を跳ね返し、皆さん日々協力して生活環境の改善、向上に取り組むこと等、ストレスのない避難所生活を作り上げていくことが大切だと思います。

添付ファイル

2020/2/9

大塚自主防災組織避難所設営訓練

大塚自主防災組織が、本年の防災訓練として避難所設営訓練を実施され、今回は、避難所生活を送る場合必要となるベット、トイレを段ボールで作成することに挑戦されました。

段ボールで簡易トイレを作成する場合、ちょうどよい大きさ、硬さの段ボールがあれば最適でしたが、そうした段ボールを確保することは難しく、今回は、少し大きめの段ボールでチャレンジ、段ボールが大きいと強度を確保することが難しいのですが、皆さん一生懸命、段ボールトイレと格闘されたため、座っても大丈夫、立派なトイレが作成できました。

最初のレクチャーで、避難所生活における留意点を説明しましたが、多くの人が避難所生活を送る中でトイレなど衛生面を清潔に保つことは大変重要で、生活する人全員の努力や他の人を思いやる心が大切となります。不幸にして災害となり、避難所生活を余儀なくされた場合のことも考え、普段から人を思いやる心を醸成してゆきたいものです。

添付ファイル

2020/1/26

西益田まちづくりの会「防災学習会」

西益田まちづくりの会は、西益田地区の地域自治組織であり、今回の「防災学習会」は、自治組織内で地域の安全安心を担当している地域安全検討委員会が、企画、開催されました。

西益田地区は、高津川と匹見川が合流する地区で、住民の方々は過去何度も水害と戦ってこられ、その分、住民方々の防災意識が高く、自治組織役員、自治会長他、多くの方が学習会に参加されました。

検討委員会内では、災害時の避難行動について多くの疑問、難題があり、それらを少しでも解決できればという思いで開催された学習会でしたが、今回の学習会で災害時の避難行動の考え方、あり方について理解していただけたのではないかと思います。

災害が迫る中、一人の犠牲者も出さず地域住民の方に避難して頂くのは大変難しいことです。それだけに、作成したマニュアルに基づいて的確に行動していくことが非常に重要となります。防災に対する意識と練度の高い西益田地区は、近い将来、そのような避難行動のとれる、災害に強い地域となって頂けるものと信じます。

添付ファイル

2019/12/6

種地区防災研修

種地区は益田市の北東部、浜田市との境に位置する人口100人ほどの山間の集落で、高齢化率が高く、後ろに山を背負った民家が点在する、いわば日本各地に存在する一般的な山間部の村です。

このような地区は、風水害災害に最も弱く、年々若い人が減少し、災害対応の貧弱さに拍車がかかっています。

そんな中でこの夏、地域自治組織の認可を受け、今いる人間で災害対応等、地域の安全確保に万全を期すには、どのようになすべきか、ということで今回の防災研修が開催されました。

一昨年、浜田市との境界地域を襲った集中豪雨、日本で最初に「特別警報」が発せられる中、市内中心部まで避難した経験や昭和58年の災害では8名の犠牲者を出すなど、住民の方々は、集中豪雨の恐ろしさを身にしみて感じておられ、防災と真剣に取り組もうとする意志がひしひしと伝わってきました。

このような地区では、集中豪雨が発生する前に安全な場所に車で避難するしか方法がなく、まもなく立ち上がる防災組織では、集中豪雨発生の前触れをいち早く察知できる避難マニュアルの制定に取り組まれ、全ての住民が空振り覚悟で避難できる体制を早めに整えられることを期待します。

添付ファイル

2019/12/1

多田自主防災会災害図上訓練

多田地区は、益田市内中心部から南南西に伸びた谷あいに239世帯、586人(2019.10.31)が暮らしておられ、中心を流れる多田川は、人が踏み入ることが難しいほどの山奥に源を発し、昭和58年の災害時においても氾濫し、地区の中央部(低地)が浸水した経緯があります。

しかし、問題は周辺の山で、多くの民家が山に沿って建てられており、これらの山は、土砂災害危険区域に隙間がないほど指定されています。

よって、災害時、地区内に避難することは危険であり、早い段階で地区外の安全な避難所に避難することが大切です。

図上訓練は、数年前、広島市で発生した土砂災害時の降雨状況、自治体や気象庁の発表状況を時系列に沿って再現した想定に基づいて、その対処方法等を訓練しましたが、急な集中豪雨の際に避難時機を住民自身で判断することは非常に難しく、在宅のまま被災してしまうことになりかねないことを改めて認識するとともに、誰でも正確に判断できる避難マニュアルの必要性を痛感しました。

添付ファイル

2019/11/30

都茂上自治会避難訓練、防災研修

都茂上自治会は、都茂地区中心部より少し上の方に位置し、自治会の範囲が広く、避難訓練も自治会内の上地域に居住する世帯と下地域に居住する世帯とでは、それぞれ別の避難所に避難される訓練でした。

朝8時に訓練が開始され、それぞれの避難所に避難、人員チェックをした後、上地域の集会所に避難した方々は、数キロ歩いて下地域の集会所に集合、防災研修「土砂災害の怖さ」が開始されました。

自治会内は、隙間が見えないほど土砂災害危険区域に覆われており、避難する場所がないような状態ですが、住民の方は、それにもめげず真剣に訓練、研修に取り組んでおられました。

このような地区では、自治会内の避難所に避難するのではなく、雨が強くならない内に車で遠くの安全な所へ避難することが肝要で、避難したけど災害にならなかった(空振り)を恐れず、より早い段階で避難を開始することが大切です。

早い段階で避難するということは、避難を開始するタイミング、時機を決断することが非常に困難ですが、自主防災組織と組織が制定する避難マニュアルがそれを可能にするものだと信じます。

添付ファイル

2019/11/17

乙吉自治会防災研修

乙吉自治会は、最近のような集中豪雨が発生すると内水氾濫を起こしそうな今市川が自治会の中央部を縦断しており、また、自治会の東側は、土砂災害危険区域に指定された急斜面が連なっており、住民の方々の防災意識は以前から非常に高いのですが、防災組織の結成には至っておられません。これも、自治会の範囲の広さや世帯数が異常に多い街中の自治会の宿命でしょうか。

そんな中、将来は防災組織の結成につながる第一歩の防災研修会が、自治会長他役員方々のご尽力により開催されました。

研修された方は、メモを取りながら熱心に聴講されており、遠からず防災組織の結成に繋がるものだと信じます。

こうした防災研修の開催等、防災組織の結成に向けた一歩一歩の積み重ねが、結成後も同じように繰り返され、災害に強い防災組織へと成長させていくものだと思います。

添付ファイル

2019/9/7

島根県自衛隊家族会女性部交流会講演

女性部交流会での講演と聞いていたので、世話をする人以外はすべて女性だろうと思っていましたが、実際には男性会員の方がとても多くおられるので驚きしました。自衛隊家族会というのは、それほどまでに和気藹々とした雰囲気を大切にするのだろうと改めて感心させられました。

島根県内から集まられた100名近くの方に何について講演するか少し悩みました。いつもの防災講話をしてよいものだろうか、通常は、防災を目的とした人たちに対して講演するのだから防災講話になるのは当然なのだが、この会の目的は、防災とは大きくかけ離れたところにある。

​しかし、防災支援センターとしての立場上、防災の話を外すわけにはいかないので、防災講話というより余談を多くし、防災講話は前段だけにとどめた講話内容にしましたが、あまり、理解されていなかったのではないだろうか。

これからも、女性部交流会の思いに向かって、突き進んでいかれることを期待します。

2019/9/1

ますだ地域づくり協議会設立総会防災講演

折しも9月1日、防災の日、ますだ地域づくり協議会(地域自治組織)設立総会の基調講演として防災講演が開催され、協議会が目指すまちづくりプランの一つ、安心・安全なまちづくり、が目指す「自主防災組織の結成」について講演しました。

100人近い地区の方々が集合する中、設立総会は坦々と進められ、人口の多い地区では難しいと言われた地域自治組織が立派に設立、益田地区住民の結束の強さを改めて認識させられ、協議会が掲げるまちづくりは、住民の強い意思のもと、成し遂げられていくだろうと強く感じました。

益田地区は、昭和58年、大洪水に飲み込まれた地区で、住民方々の防災意識は、とても高いのですが、一自治会を除いては、防災組織の結成に至っていませんでした。

協議会の設立により、地域自治組織が稼働しはじめ、地区内に次々と自主防災組織が結成されるのも、まもなくのことだろうと期待します。

添付ファイル

2019/8/9

二条里づくりの会自主防災講演

二条地区は、益田市内の西サイド山口県萩市田万川町との県境にあって、風光明媚な農村風景の中、人と人との繋がりが強く人情味豊かな地区です。

これまでも数回、防災講演の依頼があり、防災に対する住民方々の意識が高かったのですが、自主防災組織を設立するまでには至りませんでした。

しかし、今回は、自治組織も軌道に乗り、今度こそは防災組織を結成しなければならない。との盛り上がりから、今日の自主防災組織結成についての講演開催に漕ぎつかれました。

2013.7.28、となりの田万川町が災害に見舞われ、あわやのところで山一つの差が、二条地区の人々を災害から救いました。

災害は、山や川など地域の地形的特徴が大きく作用します。降りかかる気象現象を感知、素早く防災体制を整えられるのは、永くその土地で生活している人達です。

自主防災組織を結成し、緊急時の避難体制を整備されるのも間もなく、と感じます。

添付ファイル

2019/8/4

下須自主防災会防災研修

下須自治会(吉賀町)は、清流高津川の中流域にあり、山と川に囲まれ風光明媚でとても美しい処です。

本日は地区の一斉清掃が行われ、終了後、住民の方が下須自治会館に集合、防災研修会が開催されました。

自主防災組織結成後4年が経過、防災組織もベテランの域に達せられようとしていることから「集中豪雨と防災計画」について話しをさせていただきました。

清流高津川は、いったん牙をむくと濁流となって暴れだし、この地区では山から山までが川となり、流れの勢いが強く、民家さえも押し流すことが考えられます。

また、そうした状況下では、土砂災害も同時多発的に発生、いち早く安全な所に避難することが重要で、防災計画(マニュアル)に基づいた避難行動を取れることが、災害に強い地区を形成すると考えます。

課題を多く与えられたと感じられた方も多いかと思われますが、将来、マニュアルに基づいた実際的な避難訓練をされている下須自主防災会があることを信じています。

添付ファイル

2019/7/22

北仙道地区社会福祉協議会「社明大会」

北仙道地区は、益田市内から少し山間に入った地区で住民方々の防災意識が高く、市内でも早い段階で4自治会全てが防災組織を結成、地区全体が一つになって大掛かりな防災訓練を開催されていましたが、近年、防災活動からはやや遠ざかっておられました。

しかし、一昨年の集中豪雨が地区の北部を襲ったこともあり、再び、防災活動の火を灯されたようです。しかも、社明大会の日は、昭和58年大災害の前日であり、防災について勉強するには、またとない機会であったと思います。

今後、北仙道地区が一丸となって防災活動に取り組まれ、各自治会それぞれが災害時の実際的な避難要領を確立されることを期待します。

添付ファイル

2019/6/30

中島自治会自主防災組織防災訓練

中島自治会は、高津川の土手と隣り合わせの自治会であり、その分、住民方々の防災意識が強く、今回で5回目となる総合的な防災訓練が実施されました。

季節は梅雨であり小雨模様の中、09:00に避難訓練が開始され、各々の家庭から避難所である益田市立水防センターに避難して来られ、最初に初期消火訓練を実施、その後、水防センター2階に集合、避難所設営訓練として避難所での注意事項を勉強した後、段ボールを活用した簡易ベット、簡易トイレの作成に挑戦されました。思ったより立派なベットとトイレが出来上がり、皆さん、寝てみたり、座ってみたりして感触を確かめておられました。

最後は炊き出し訓練、非常用糧食のアルファー化米とインスタント味噌汁を頂いて訓練は全て終了しました。

毎年、避難訓練を実施することで防災意識の低下を防ぎ、少しずつ実際的な避難訓練が出来るよう上達していって頂けたらと願っています。

添付ファイル

2019.6.27

吉田小学校4年生防災まち歩き

吉田小学校4年生4クラス107名が行う防災まち歩きを支援しました。

まち歩きはクラスごとに分かれ、学校近くの地区を廻りながら実施、意外と危険な箇所が多いのに驚きました。最初、真剣なまなざしで危険箇所の説明を聞いていた4年生でしたが、まち歩きが終了する頃には自分で危険箇所を見つけられるようになりました。水害や地震など、防災という目で町を見ることの大切さを習得したのではないでしょうか。

次は、自分たちの住んでいる地域や通学路の危険箇所を調査し、自分たちの手で防災マップを完成して頂けたらと思います。

添付ファイル

2019.6.26

益田地区食生活改善推進協議会ふれあい昼食会(川南地区)

前回に引き続き、食生活改善推進協議会による「ふれあい昼食会」が、益田川から南側に住んでいる住民の方々を対象にして開催されました。

今回も前回同様、昼食の前に防災講話「益田市と洪水の歴史」を支援させていただきました。

昼食は、やはり防災備蓄品アルファー化米を試食、皆さん、美味しそうに食べておられました。アルファー化米にお湯を注ぐのも2回目となる食改さんが、少し腕を上げられたのかも知れません。

益田川から南側の地区の方は、昭和58年大水害の苦い経験があり、防災講話を一つずつ頷きながら聞いておられ、防災意識が以前のように高揚してこられたのではないでしょうか。この意識が、昼食会に参加した人から地区全体に広がっていくような気がなんとなくします。

添付ファイル

2019/6/15

小浜地区防災会防災研修

小浜地区防災会は、益田市で最初に結成された防災組織で、毎年、コンスタントに防災活動と取り組んでおられます。

昨年は、「集中豪雨と防災計画」という題で講話させていただき、今回は、「防災行動計画タイムライン」について話させていただきました。昨年も今年も話の内容が少し厳しかったかもしれませんが、小浜地区防災会には、それを理解し、行動に移せる力があると思います。

やはり、防災組織のベテランであり、実際的な防災訓練は、いかになせばよいか等々、今まで同様、他の防災組織が追従する防災組織であり続けてほしいと思っています。

防災組織の真価が問われるのは、不幸にして災害になった時です。災害になってはいけないのですが、いざという時に力が発揮できるのは、災害とマッチングした訓練を実施してきたかどうかだろうと思います。小浜地区防災会の健闘を期待しております。

添付ファイル

2019/6/12

益田市立吉田小学校4年生防災学習

吉田小学校4年生、4クラス107名が防災について学ぶため、総合学習の時間を活用して防災学習に取り組んでおられ、益田市では、過去、洪水被害を何度か受けたこともあり、「益田市と洪水の歴史」(小学生用)の一部を講話することで、防災学習を支援しました。

講話を受講する態度は小学生とは思えないほど静粛で、皆、真剣なまなざしで話に聞き入り、質問も多く、次々と手が上がり、小学生と雖も防災に対する関心の高さを感じました。

防災学習の最後は防災マップを作成するところまで勉強するそうですが、大人顔負けのマップが出来上がるものと思います。

防災は、大人から子供まで住民全員が抱える課題です。少しでも多くの知識を学び、作成した防災マップを基に災害時の安全・確実な避難方法について検討して頂きたいと思います。

2019/6/8

第1回吉田地区防災協議会

令和元年度になって最初の吉田地区防災協議会が市民学習センターで開催され、今回は、先般各家庭に配布された益田市防災ハザードマップについて研修されました。

益田市危機管理課職員からハザードマップの内容について説明があった後、この地図を基にして、私たちが住んでいる地域(自治会)の拡大した防災マップを作成する方法について説明しました。

自治体が作成する防災ハザードマップは、市全域を網羅する必要があり、私たちの住んでいる地域は、小さくて見えにくくなります。それを補うため、私たちの住んでいる地域の拡大した防災マップを作成されることが推奨されます。これを機会に各々の自治会で防災マップを作成して頂けたらと思います。

添付ファイル

2019/6/5

益田地区食生活改善推進協議会ふれあい昼食会(川北地区)

食生活改善推進協議会は、「私達の健康は、私達の手で」をスローガンにバランスの取れた食生活の定着を目的に活動しておられます。

今回は、防災をテーマにふれあい昼食会を開催され、災害用備蓄食料(アルファー化米)を試食されました。試食の前に防災講話「益田市と洪水の歴史」を聴講、防災について勉強された後の試食であったので、防災に対する意識が一層深まったものと考えます。

多くの方が、アルファー化米を口にしたのは初めてだったようで、予想以上の美味しさに驚かれ、「どこで売っているのか」「いくらぐらいするのか」と、質問が相次ぎました。

ふれあい昼食会に参加した人がトリガーとなって、益田地区に防災活動の機運が盛り上がり、地区全体に広がっていくことを願っています。

添付ファイル

2019/6/3

益田市連合自治会長会研修会

益田市連合自治会長会は、令和元年度総会に合わせ第1回研修会を開催、今回は、防災の研修で防災支援センターに講演を依頼されました。

講演内容について、いろいろ考えましたが、連合自治会長ということもあり、各地区の自治会長に持ち帰ってもらうことを期待して、やはり、「自主防災組織の結成」について話させてもらいました。

連合自治会長は、皆真剣なまなざしで聴講されており、各地区とも防災について真剣に検討はしているが、未だ防災組織の結成に至っていない。というのが現状だろうと思われます。

これを機会にして、今後、防災組織が結成されてない地区に呼ばれ、防災組織の結成について支援できることを期待しています。

2019/6/2

第2回柿木地区防災訓練

昨年に引き続き住民120名が参加して柿木地区防災訓練が坦々と実施されました。

今回は、地震災害を想定し、住民の方は揺れがおさまった後、避難訓練を兼ねて各所から柿木基幹集落センターに集合されました。

集落センターには、心肺蘇生法訓練、負傷者搬送訓練、消火訓練、段ボールで簡易ベット作成及び地震災害のビデオ放映のブースが用意されており、住民の方は、ブースを廻りながら各訓練を体験され、ひととおり、訓練を体験した後、当NPO防災支援員による「今日から出来る地震対策」と題した防災講演を聴講して訓練は終了しました。

午後からは、柿木自主防災会の役員が集合して柿木地区防災避難駆動計画(タイムライン)を作成しました。

行動計画の作成は、防災組織としてかなりの前進だと思います。次回からの避難訓練は、この行動計画(タイムライン)に則って実施することができ、行動計画の不備も確認できるものと考えます。それに基づき、行動計画の修正、バージョンアップを図りながら、住民総員がより確実な避難行動ができるように導く、柿木自主防災会の健闘ぶりが見えるような気がします。

添付ファイル

2019/4/20

平成31年度防災支援センター総会・防災勉強会

本年も益田市立水防センターにおいて「平成31年度特定非営利活動法人防災支援センター総会」を開催しました。例年、総会終了後、12:00まで防災勉強会を計画しておりますが、毎回、総会に時間がかかりすぎて、防災勉強会の時間が無くなっていたので、今年度は、議案を2つ集約してなるべく総会の時間を少なくしたつもりでしたが、やはり、例年どおり総会に時間がかかりすぎ、防災勉強会の時間が30分程となりました。

そういう状況の中で、段ボールで簡易ベット、簡易トイレの制作を昨年度の防災活動とした防災組織、自治会単位ではなく地区を5つのブロックに分けて防災組織を立ち上げた山間部の防災組織の取り組み、防災組織と自治会が混成した防災協議会の設立に取り組む市内中心部地区の取り組みを当事者から話してもらった後、近年中国地方を襲った集中豪雨7件の梅雨前線と集中豪雨が発生した位置の関係について話しました。

他の防災組織の取り組みを聞き、今後の活動の参考にしていただきたいことと、いち早く非難するために天気図から得られる情報について理解し、避難開始時の参考にして頂けたらと思います。

添付ファイル

2019/4/19

東陽地区民生児童委員協議会防災勉強会

東陽地区民生児童委員協議会は、益田市の東、3地区の民生児童委員の方々で構成されている協議会で、今年度の総会に合わせ防災勉強会を開催されました。民生児童委員の方は、災害時要配慮者とのつながりが強く、そういった観点から今回、防災勉強会を開催されたのだと思います。皆さん熱心に受講しておられ、防災について知識を新たにされたところもあったのではないかと思います。

 東陽地区は、昭和58年の災害で多くの方が被災され、住民方々の防災意識は非常に高いのですが、住民の方々を防災活動へと導く力がやや弱いような気がしています。今回の勉強会を機に地区の防災活動が、一層活発になることを願っています。

添付ファイル

2019/4/14

戸田自治会防災会災害図上訓練

​戸田地区は、海沿いの地域ですが台地状の地形であり、災害には強い地区であると考えます。一方、山側の地域は山が近くに迫り、深い谷筋が二本、奥には大きなため池もあり、大雨が降ると少し心配な地区でもあると考えます。

そんな中で、戸田自治会防災会は市内でも早めに結成されており、住民方々の防災意識が高く、久しぶりの図上訓練でしたが、皆さん真剣に議論を戦わせながら訓練に取り組まれました。

普段、防災や災害について、住民同士議論する機会は少ないと思われますが、図上訓練で住民同士議論をぶつけ合うこと自体が、地区の防災にとても有効であると考えます。

今日の図上訓練が、戸田自治会防災会のさらなる練度向上に繋がっていくものと信じます。

​添付ファイル

2019/3/26

中吉田自治会自主防災組織防災リーダー研修会

中吉田自治会は、世帯数400を超えるマンモス自治会ですが、会長以下役員諸氏の防災に対する意識が高く、新年度を迎えるにあたり、新しく防災リーダーとなられる方々を中心に防災リーダー研修会が開催されました。

防災活動も活発に実施されており、昨年は、当NPOの防災活動費を活用され、避難通路を示す看板を設置されました。

研修会では、「自主防災組織活動マニュアル」を基にして、自主防災組織が一般的に実施している活動内容、住民に対する活動の通知要領、活動後の記録の大切さなどについて研修しました。

役員方々は熱心に受講され、質問事項も多く、次年度は、更に充実した組織へと発展するものと思われます。

添付ファイル

2019/3/16

第2回吉田地区防災協議会/防災研修

吉田地区防災協議会は、益田市で最も人口が集中している吉田地区39自治会が結成する暫定的な防災協議会で、来年度末の総会で正式な協議会として結成される予定です。

39全ての自治会に自主防災組織がないので自主防災組織と自治会が合同した協議会として発足する予定です。

第2回目となる今回の暫定協議会では、防災協議会として発足するための規則の説明や質疑応答があった後、防災研修会となり「自主防災組織が目指すもの」と題して講話を実施しました。

目指すものとしましたが、自主防災組織を結成していない自治会も多いことから自主防災組織が実施する活動を各種防災訓練を中心に講話し、自主防災組織連絡協議会の必要性等にも触れました。

各自治会長は熱心に受講されており、来年度末には吉田地区防災協議会が正式に発足し、災害に強い吉田地区の創出に向かって邁進されるものと信じます。

添付ファイル

2019/2/3

喜阿弥自治会自主防災組織災害図上訓練

喜阿弥自治会自主防災組織は、益田市で2番目に結成された防災組織だけあって住民方々の防災意識が高く、訓練当日は天候不順だったにもかかわらず全世帯数の1/3近くの方が訓練に参加されました。

図上訓練は5年ほど前に実施されたそうですが、町や人の状態は年ごとに変化しており、3~5年に一度は図上訓練を実施された方が理想的だと思います。

訓練想定は洪水土砂災害対策、訓練シナリオは夕方から深夜、早朝に至る梅雨末期の集中豪雨であり、少し厳しい内容でしたが真剣に取り組まれ、そうした場合の対処について、何らかの方策を見つけられたのではないかと思います。

益田地域で過去発生した集中豪雨は深夜から未明にかけてが多く、それに合わせた訓練シナリオでしたが、あらゆる防災訓練は、より実際的な内容で取り組むべきだと考えます。

今回の災害図上訓練が、喜阿弥自治会自主防災組織にとって実り多いものになることを期待します。

添付ファイル

2019/1/27

小野地区自主防災組織連絡協議会防災講演会

小野地区自主防災組織連絡協議会は、小野地区にある飯浦、喜阿弥、小浜、戸田、滑の各自主防災組織が結成されている協議会で、防災に関する情報交換を密にし、練度の維持向上に努めておられます。

昨今、地球温暖化の影響と思われる猛烈な集中豪雨が日本各地で発生しており、防災講話「集中豪雨と防災計画」を聴講したことにより、集中豪雨をいち早く察知、早めに避難する方策について、その糸口を掴みかけたのではないかと考えます。

自分たちの住んでいる地区が、集中豪雨に襲われることを発生の数時間前に察知することは困難だと思いますが、発生するかも知れないという予想を立てることは、過去の発生事例や当時の天気図等を研究することで、ある程度見えてくるのではないかと思われます。猛烈な集中豪雨に対応するには、予想を立て、空振り覚悟の早めの避難が大切だと思います。

添付ファイル

2018/12/9

今宮自治会自主防災会防災講演

今宮自治会自主防災会は須子地区のほぼ中央に位置し、平野部にあるため土砂災害の危険性は低いのですが、高津川の氾濫にともなう洪水の危険性はかなり高いところだろうと感じます。

しかし、洪水から身を守る近くの避難場所には限りがあり、いち早く氾濫の危険を察知し、遠くの安全な避難場所に移動することが肝要だろうと思います。

早めに避難するということはその分、空振りになる可能性が高く、住民の方に空振りを承知で避難してもらうためにはどのようにするか、防災組織としての信が問われる難題だろうと考えます。

今宮自治会自主防災会の健闘を期待します。

2018/11/18

横野自主防災会防災訓練

横野地区は、益田川に面した地区で二つの深い谷の出口に多くの民家があるため、過去の大きな災害では甚大な被害を出したこともあります。その分、横野自主防災会の活動は活発で、毎年、防災訓練を計画、実施しておられます。

今年の防災訓練は避難訓練を兼ねた集合、初期消火訓練、防災講話、市役所危機管理課からの連絡事項が計画されていました。

初期消火訓練は、よく実施されている項目で皆さん慣れておられ、火を使わない水消火器による訓練であったこともあり、最初の「火事だー!」の声がやや小さめであったような気がします。

防災講話は、「集中豪雨と防災計画」という内容で、主に避難の心得について講話、危機管理課からは、避難する際の放送内容の違いや注意事項について伝達があり、防災訓練は無事終了しました。

防災訓練も回数を重ねると単調な訓練になりやすく住民の方の参加率も悪くなりがちですが、今回はサバイバルシートを全員に配布し、その使い方と欠点を伝達する等、参加者の意欲を向上させる工夫があり、良い訓練になったと感じています。

添付ファイル

2018/11/17

朝日団地自治会防災訓練

朝日団地自治会は、都茂地区のほぼ中央の少し高くなった所に位置しており、自治会内を流れる小川の水位が上がったとしても家屋が浸かるまでにはかなりの高度差があり、また、都茂地区を取り巻く周囲の山に土砂災害が発生しても当自治会まで土砂が達するとは考えられず、災害に遇いにくい場所だと思われます。

しかし、昨今の災害は常識を覆すものばかりであり絶対安全とはいいがたく、防災訓練において避難の心得を体得しておくことが大変重要だと考えます。

本日の訓練は、ちょうどミカン(ゆず)の収穫時期と重なったため参加者が少なめでありましたが、参加した人は、一生懸命訓練に取り組んでおられました。

自主防災組織は結成されておらず、自治会長の判断で訓練が計画されたようですが、自治会内の全事象を取り仕切る自治会長が防災のことだけに目を向けていることはできず、防災については、防災のみを担当する自主防災組織が結成されることを強く期待します。

添付ファイル

2018/9/2

吉田地区新任自治会長防災研修

災害が頻発する昨今の状況の中で吉田地区の新任自治会長等に対し、自主防災組織の必要性、有効性及び結成方法についての研修を支援、その存在と活動を詳しく理解されていない自治会長もおられましたが、本研修をとおして自主防災組織について理解を深められたものと思います。

自主防災組織の必要性については、皆それぞれ納得されたようでしたが、いざ結成するとなると問題が多く、特に住民の総意を得ることが一番のネックになると感じられたのではないでしょうか。

研修終了後の質疑では、皆さんそれぞれ防災について多くの疑問を持っておられるようで、活発な質疑が交わされました。

しかし、自治会の中においては、自治会長が中心となって住民を導いてゆかねばならず、新任自治会長の一層の健闘を期待しています。

2018/8/5

野坂自主防災会防災講演

野坂自治会では、その日、朝から地区の清掃作業がありました。

猛暑が続く中、草刈りを兼ねた清掃作業は熱中症との戦いでもあり、大変だっただろうと思います。午後からはゆっくり休みたいところではありましたが、防災講演があるということで、皆さん集会所に集まってこられました。

野坂地区は、旧国道より少し高くなったところをほぼ南北に走る市道沿いに民家が集中しており、西側のすこし離れたところを流れる益田川からは標高差があり、水害には強いのですが、東側は地区の全域で山が迫っています。

住民の方は、以前から災害に対する危機意識が強く、市内でも早い段階から防災活動に取り組んでおられます。

昨今、甚大な被害を出している災害時の状況は、早い段階での避難行動が重要であることを物語っており、ベテラン防災組織である野坂自主防災会も、この点を踏まえた防災マニュアル、特に避難マニュアルの制定、マニュアルに基づいた実際的な訓練の実施、避難の流れを体得することが望まれます。

2018/7/22

ときめきの里真砂防災団体防災講演

真砂地区は、益田市中心部から車で20分ほど中国山地に入った山間の地区で、昨年、自主防災組織が5組織結成されました。

民家が密集した場所もありますが、多くの民家が点在しており、そういう中にあって、防災組織として活動を重ねていくには、多くの困難が予想されます。

しかし、住民方々の気持ちが一つになれば、必ずや活動は継続され、大きな成果を残すことに繋がるものと信じます。

当NPO防災支援センターに入会され、防災活動に本腰を入れようとされているのは、「ときめきの里真砂防災団体1班~5班」のうちの2班であり、真砂地区でも民家が集まったところの班で、2班の行動が他班に大きく影響するものと思います。

その他の班も2班に追従し、防災活動を順調に継続していける日が、やがて訪れることを心から願っております。

添付ファイル

2018/7/17

なごみの会防災講演

なごみの会は、益田市中心部の北東、山ノ平地区で活動する女性を中心とした会で、昨今の災害に鑑み「災害について学び考えよう。」をテーマに勉強会が開催されました。

おりしも10日前に発生した西日本豪雨の被害状況が、毎日報道される中にあって、参加された会員様の防災意識は強く、真剣なまなざしで聴講しておられました。

山ノ平地区を含む旧益田地区で防災講演に呼ばれるのは約10年ぶりで、防災活動は一切されていなくても、人々の心の中に災害時のことを思う気持ちは失われていないことを改めて認識しました。

このような人々の強い気持ちが、防災組織の結成に結び付き、地域住民の防災に対する意欲が更に向上することを強く望んでいます。

2018/7/16

多田自主防災会防災講演

多田自主防災会は、本年結成したばかりの新米防災組織で、防災活動の一環として、最初に防災講演会を開催されました。

多田地区は、市内で最も人口が集中している地域の南西に位置しており、古くからある谷あいの集落と新興の住宅地が一緒になった地区で、中心部を小さな多田川が貫いています。

小さな河川といっても奥は深く、ひとたび豪雨になると氾濫の危険性を含んでいます。また、山を背にした民家も多く、豪雨に際しては、早めの避難がとても重要です。

住民の避難をどのように計画していくか、防災組織に果たせられた課題は多く、ひとつ、ひとつ解決して、災害時に機能する防災組織を作り上げていただきたいと思います。

2018/7/15

西平原地区防災会防災講演

西平原地区は、益田市の北東、浜田市との境に位置した海より少し高い丘陵地です。

地区の中心部は周囲より低くなっていて、地区全体がお椀ような形なっています。お椀の底を水路のような平原川が海へと注いでおり、海近くに至ると谷川のように両サイドの山がくっつきそうなくらい迫っています。

昨年7月の豪雨は、地区に相当な雨量の水を注いだらしく、この水路が浮流物でせき止められ、地区が湖のようになったそうです。丘陵地でも水害が起きるのです。

昨今の豪雨は、我々が想像する排水能力をはるかに超えて雨が降る場合が多く、もう一度、排水水路を点検、排水路に隠された危険性を認知する必要があるのではないでしょうか。

​添付ファイル

.

2018/7/8

金山地区防災会防災講演

金山地区は益田市の北東、浜田市との境に位置した山間部で、昨年7月5日の豪雨の直撃を受けた地区の一つです。

特別警報が発表される中、避難が遅れて孤立し、ヘリコプターで救助されて方​もおられたようで、集中豪雨に伴う土砂災害の恐ろしさを身にしみて感じておられる方も多いと思い、昨年の豪雨時の状況説明に引き続き、土砂災害の怖さについて話しました。

地区の方は、昨年の記憶が未だ新鮮に残っておられるのか、真剣なまなざしで聞いていました。

民家が山間に点在している中、どのようにして住民の避難を安全に完了させるか等、今後、早めの避難について防災組織内で検討が進められ、納得のいく結論が導き出されるものと考えます。

2018/7/8

明見団地自主防災連合隊避難訓練

西日本を襲った未曾有の豪雨により各地の甚大な被害が報道される中、明見団地自主防災連合隊の避難訓練が計画どおり実施されました。

明見団地は谷間に位置し、団地の奥にはいくつかの谷筋があり、あのような豪雨に対して脆弱であることを感じておられるのか、参加者は、真剣なまなざしで訓練に取り組んでおられました。

突然の豪雨に対する事前の避難は、避難する時機を決定するのことが非常に難しく、誰が、どの時点で避難を決断し、住民に避難開始を伝達するか、防災組織の中で詳細に検討し、住民の総意を含んで、一連の流れをマニュアル化することが大切であると考えます。

その後は、マニュアルのとおりに訓練を継続、不具合点を修正し、完璧に近いマニュアルを持つことが、防災組織に与えられた課題であり、我々が目指す最終目標です。

添付ファイル

2018/7/1

防災マニュアル作成法勉強会

上久々茂自主防災会では、自主防災組織の最終的な仕上げとして防災マニュアルを作成することになり、防災役員16名が集合して、防災マニュアル作成法勉強会を実施した。

防災マニュアルにも種々あり、○○マニュアルと○○マニュアルを作成するかは、各自主防災組織で検討し、地域性や、防災組織の目指している災害対応に則り、それに適応したマニュアルを作成しなければならないが、今回は、災害時の避難マニュアルに重点を置いた勉強会となった。

上久々茂自主防災会では、避難時の声掛けや避難ルート等、避難マニュアル作成の下地は既に出来上がっており、マニュアルが完成するのも間近いものと考える。

マニュアルが完成すれば、マニュアルに基づいて訓練を実施、不具合個所を修正、より実際的な訓練が出来るようマニュアルの完成度を高めていく必要がある。

集まった防災役員は、何時、どの状況で、誰が避難開始を決定、伝達するのか等、難問と向き合っていた。

2018/6/16

小浜地区防災会防災講演

小浜地区防災会は、益田市で最初に防災組織を設立した地区でもあり、住民の方の防災意識は強く、熱心に防災活動と取り組んでおられます。

この日は風が強く、海はやや荒れており、海岸に面して一列に並んだ集落には波しぶきがかかっている家もありました。

こんな自然環境の厳しさがあるからこそ、防災に対する意識の高さ、連帯感の強さを育んでいるのかも知れません。

防災講演は、昨年7月5日の「大雨特別警報」の解説、近年、中国地方西部及び九州北部を襲った集中豪雨時の気圧配置の比較等を話した後、避難マニュアルなど各種マニュアル策定の必要性、マニュアルに基づいた実際的な避難訓練実施の重要性について話しました。

小浜地区防災会は、益田市内の防災組織の手本であり、先頭に立ってリードし続けてくれるものと信じます。

2018/6/3

柿木地区防災訓練

柿木地区は、高津川が地区の中心部を二分しており、しかも、西から福川川が高津川に合流するため、水郷と呼べるような水のきれいな美しい地区です。

しかし、その反面、ひとたび豪雨になると、この両河川が牙をむき、住民の方々は、地区の中心にある相生橋の下を猛烈な勢いで流れる濁流を恐怖とともに見ておられるのだろうと思います。

また、地区を取り巻くように急峻な山が聳えており、こちらにも注意を払っておられると思います。

そんな中、​「柿木地区自主防災会」が結成され、住民131名が参加して防災訓練が開催されました。

訓練は、地区内の2避難所への避難訓練から開始され、人員把握の後、柿木村基幹集落センターに集合、想像以上に参加者が多く、基幹集落センターが満杯となる中、避難訓練の結果報告、防災講演会、非常食の試食が実施されました。

訓練終了後、防災部員、消防団等、関係者が残って、地区内の危険個所を地図におとし、危険個所の情報共有、危険個所解消に向けての検討会が実施され、活発な意見が飛び交いました。

防災組織が実施する初めての訓練でしたが、防災関係者を中心とした住民方々の防災に対する強い意欲が感じられる良い訓練でした。

​添付ファイル

2018/4/21

平成30年度防災支援センター総会・防災勉強会

平成30年4月21日、益田市水防センターにおいて「平成30年度特定非営利活動法人防災支援センター総会」を開催しました。

今回の総会では、特定非営利活動促進法の改正に伴う定款変更等、時間を要する議案があり、総会の終了時間が大幅にオーバーした。

​そのため、総会後に予定していた「防災勉強会」の時間が足りず、各防災組織による昨年実施した防災訓練の発表は、辛うじて実施できたものの、それで勉強会が終了となった。

総会に時間がかかりそうなことは予想していたにも拘らず計画が悪く、勉強会が目的で出席した方もおられると思うが、大変ご迷惑をかけてしまった。

次年度からは、総会の時間を慎重に見極め、「防災勉強会」の時間を確保できるようにしたい。

添付ファイル

2018/2/18

大塚自主防災組織防火訓練

大塚自治会は海辺の高台に家が密集した地区で、住民の方々は日頃から火災の発生を危惧しておられ、特に、北西の風が強い冬季に火災が発生すると大変なことになると感じておられます。

自治会長を中心として各家庭に1本以上消火器を設置する取り組みが進められており、多くの家庭が消火器を設置されたこの機会に防火訓練(初期消火訓練)を計画、実施されました。

火災発生直後の初期消火であれば、消防車が来る前に住民の力で火事を消すことは十分に可能であり、火災現場に消火器を集中する訓練を実施しました。

初期の火災と雖も、1本の消火器で完全に火元を制圧できない場合があり、数本の消火器を火災現場に集め、完全に消火することがとても重要だと思います。

添付ファイル

2018/2/11

二条女性部会防災講演

二条地区の自治会女性部が、総会に合わせ防災講演会を開催されました。

二条地区は過去、大きな災害に見舞われたことがなく、雨の降り方も他の地域と比べ少しやわらかいような感じもあり、住民の方の災害に対する意識も少しばかり低くなりがちです。​しかし、特例はなく、災害は、いつ、どこで起きてもおかしくありません。

​女性部は、まず女性から災害に対する知識と心構えを高めようと、今回の防災講演会を計画されました。

総会に出席された45名の女性は皆、真剣なまなざしで聴講しておられ、二条地区にも防災組織が必要だと感じられたのではないでしょうか。防災組織ができれば、防災に対する意気込みも変わってきて、防災訓練や防災教育が定期的に開催されるようになるものと思われます。

​添付ファイル

2018/2/3

横野自主防災会防災訓練

横野自主防災会は、当NPO法人「防災支援センター」設立後、最初に支援した防災組織であり、住民方々の防災意識が強い地区のひとつで、今回は、「防災意識の高揚、円滑な連絡体制の機能維持、日常の心構えの研修」を目的として防災訓練を実施されました。

訓練は、「防災連絡網伝達訓練」(自治会内の電話連絡網を使用し、現在の防災情報を伝達する。)で立ち上がり、連絡体制の機能維持を確認した後、告知端末放送と防災行政無線で「避難指示」を発表、メインの「避難訓練」が開始されました。

住民の方は、豊川公民館に避難して来られ、防災講演「土砂災害の怖さ」を聴講後、バラエティー豊かになった非常食を試食して感想を述べられ、訓練終了となりました。

非常時における連絡網での伝達は、平常時と異なり、わずかなミスが大きな問題となりかねないため、日常の訓練が大変重要だと思います。

添付ファイル

2018/1/20

小野地区自主防災組織連絡協議会防災研修会

小野地区自主防災組織連絡協議会の防災研修が開催され、「今日から出来る地震対策」と題して、当NPO防災支援センター防災支援員が住民の方60名に対し講演しました。

昨今、日本各地で大規模な地震が発生していますが、地震が起きた時、地震対策を施していることで我が身が助かる確率が高くなります。

しかし、日々の忙しさに追われ地震対策がなされていない家庭も多いのではないでしょうか。特に、島根県西部地区は記憶に残る大地震がなく、危機意識が少し低いような気もします。

地震は突然やって来て私たちの生命を奪っていきます。地震対策を施し、もしもの時の憂いを防ぎたいものです。

2017/12/10

『もしも』に備える防災教室

都茂公民館主催の防災教室が開催され、都茂郷自治会住民62名が、避難訓練、救急法訓練、初期消火訓練及び炊き出し訓練に取り組みました。

会場となった「ふれあいほーるみと」では、段ボールベット、段ボール畳、仮設トイレ及び非常食の展示、防災支援センターの防災講話が実施され、参加された住民方々は、防災意識が一段と向上したものと思われます。

都茂地区では、自主防災組織の結成がなく、自治会が主体となった避難訓練等の防災訓練は、今回が初めてであり、とても喜ばしく感じます。

これを機に都茂郷自治会に自主防災組織が結成され、防災活動が継続されることを期待するとともに、こうした取り組みが、都茂地区全体へと波及していくことを望んでいます。

添付ファイル

2017/10/29

上久々茂自主防災会防災訓練

上久々茂自主防災会は、平成25年10月23日に結成されましたが、防災訓練を実施するチャンスに恵まれず、結成以来初めての訓練でしたが、あいにくの雨模様、けれども、住民約130名が参加、大規模な防災訓練となりました。

初めてということもあり、役員会議を入念に重ね、避難訓練に引き続き炊き出し訓練を計画どおり実施、不具合や事故の発生もなく順調に経過、所期の目的を十分に達成したものと思われます。

また、訓練は、消防団と合同で行われ、各地区を巡回して避難勧告の伝達、要支援者に対する避難支援、避難中の想定事故者の救出などの訓練を消防団が担当、住民と消防団が一体となった訓練の計画、実施は、他の地区が実施する防災訓練の参考になるとともに、今後、実際の状況を踏まえた訓練に繋がる大きな成果が得られたものと考えます。

添付ファイル

2017/9/30

益田自立支援センター防災講演

今回の防災講演は、益田自立支援センター「フルール益田」の子供たちに対し、「災害から身を守る」心得について講話しました。

彼らは、広い畑で農作業をしていることが多く、そのような場所にいる時、特に注意を払わなければならない「急な大雨や雷、竜巻」から身を守るにはどうしたら良いかを質問を交えながら話しましたが、皆、真剣なまなざしで熱心に聞いており、質問に対しても正確に答えられることができ、子供たちの意識の高さと素直さに大変感心しました。

彼らは、今回の講話で得た知識をいかし、広い畑でいち早く異変に気付き、早めに避難できるようになったのではないかと思います

添付ファイル

2017/9/19

都茂地区振興センター避難所運営体験

都茂地区振興センター職員が中心となって「避難所運営ゲーム(HUG)」を活用し、災害発生時に備え避難所の運営を模擬体験しました。

今回は、初めてゲームを実施するということで、避難所についての知識を事前勉強せず、避難所運営の大変さを体験することに重点をおきゲームに臨みましたが、想像以上に大変であることを実感しました。

次回実施する際は、避難所運営マニュアル等、事前勉強を実施し、避難所についての知識を吸した後ゲームを実施、避難運営のノウハウを確実に身につけたいと考えています。

添付ファイル

2017/8/25

吉田地区連合自治会防災講演

吉田地区は、益田市の中心市街地にあって39の自治会からなる大所帯ですが、防災組織はまだ6組織しか結成されておらず、地域自治組織を結成していくにあたり、まず、防災から取り組もうと「吉田の未来を考える会」準備会が尽力しておられます。

全ての自治会長に自主防災組織について正しく理解してもらおうと、当NPOが自治会長に対して「自主防災組織の結成」を講演することとなりました。

自治会を3ブロックに分け8月7日、9日、25日と3回講演を行いましたが、各自治会とも住民の気持ちを一つにまとめるのは難しそうでした。特に駅前地区の各自治会では、高齢化が思ったよりすすんでおり、防災組織を結成するまでに持ち上げるのは困難なようでしたが、各自治会長とも意欲を燃やされたようで、要請があれば自治会へ出向き、住民の方へ防災組織を結成することの重要性について説明したいと考えています。

近い将来、吉田地区に新たな防災組織が沢山結成され、各自治会に適合した防災活動が営まれることを願っています。

添付ファイル

2017/8/23

二条地区防災講演

二条地区は、山口県との県境に近く、周囲を山に囲まれた集落が分散しており、それらの集落が統合して一つの地区を形成しています。

そのため、災害になると各集落をつなぐ情報伝達が難しく、地区が統一して全ての集落住民を安全に避難させることは困難ではないかと思われます。できれば各集落ごとに防災体制と集落に適合した避難体制を確立し、災害に備えることが望まれます。

今回の防災講演は、災害、特に土砂災害の怖さを住民の方に認識していただくのに良い機会であったと考えます。

これを契機に集落ごと防災組織を結成、定期的に防災活動を実施される日が来るものと信じています。

2017/7/16

木部地区防災会防災講演

木部地区は日本海を目の前にしており、海と高度差の少ない場所に約110世帯256名の方が暮らしておられます。東日本大震災以来、海辺で暮らす人々にとっては津波の脅威がぬぐい切れず、今回の防災講演でも津波、地震に関する講演をリクエストされました。

益田市では、7月5日の未明から猛烈な雨が降り、昭和58年の災害を思い出す日本海から流れる線状降水帯に見舞われました。

気象庁から特別警報が発令され、木部地区でも避難された方もあり、洪水、土砂災害に対しても強い関心を持たれていることがうかがわれ、「地震、津波の脅威」を講演する前に今回の特別警報について講演を行いました。

暑さ厳しい折ではありましたが、皆様真剣に聴講されていました。

添付ファイル

2017/6/18

今宮自治会自主防災会防災訓練

防災訓練は、家庭で所有している消火器の点検、防災講演会、放水訓練の三部構成で実施されました。

消火器の点検は、当NPO防災支援センターの賛助会員でもある(有)消防機材センター様の協力を得て実施されました。

各家庭で保管されている消火器は、ほとんどが使用期限を10年以上過ぎており、埃にまみれた消火器も多くありましたが、一つ一つ丁寧に点検して頂き、使用できる消火器と使用できない消火器に区分してもらいました。

防災講演会は、水害の危険性が高い地区であるため「益田市と洪水の歴史」を講演しました。皆さまメモを取って真剣に受講しておられ感心しました。

放水訓練は、水消火器を使い的を倒すまでの訓練でしたが、お年を召されると消火器の操作は簡単なようでも案外難しく、火を目前にするとなおさら思うようにいかないものだと思います。普段手にすることのない消火器の操作を会得する良い訓練となりました。

添付ファイル

2017/4/15

平成29年度防災支援センター総会・防災勉強会

平成29年4月15日、益田市水防センターにおいて「平成29年度特定非営利活動法人防災支援センター総会」を開催しました。

防災支援センターとしては2度目の総会であり、不備なく5議案が承認されました。今回の総会で特筆すべき事項は、防災支援センターが活動していく上で必要となる細部規定「特定非営利活動法人防災支援センター細則」が承認され制定できたことです。

定款で規定されていない細部事項について規定でき、活動が根拠に則りスムーズ進むものと考えます。

総会に引き続き「防災勉強会」を開催しました。

勉強会では、昨年度防災活動費の支援を受けた防災組織の中から3組織に訓練の所見等を話してもらい、1組織に活動費を活用して消火器を購入する家庭に代金の助成を行うことにより消火器の設置を奨励している状況を話してもらいました。

最後に駆け足となりましたが、積乱雲の構造と、この地域で大雨災害を引き起こす雲の流れの共通性について話した後、勉強会を終了しました。

他の組織がどのような活動をしているかを知ることは、自己の組織の活動を判断する上でとても重要なことであり、総会に合わせた良い勉強会であったと思います。

添付ファイル

2017/2/5

二川自治会自主防災組織防災訓練

二川自治会自主防災組織は、2013.9.24に結成されましたが訓練の機会に恵まれず、今回、結成以来初めて防災訓練を実施れました。

訓練は、09:00に自治会長(防災委員長)から住民に対し「大雨警報」が発令され、引き続き09:05に「避難指示」を発、住民の避難訓練から開始されました。各班長、防災委員は、住民の安全確認と避難状況を二川地区振興センターに報告、避難が完了したところで各班ごと避難者の人数を確認、自治会長へ人数と異常の有無を報告、避難訓練は無事終了しました。

その後、旧二川小学校体育館に移動し各地区ごと6組に分かれ災害図上訓練が実施されました。二川地区は、山間に少数の集落が点在しており、平常時から住民方々の災害に対する危機意識が強く、皆、真剣なまなざしで地図と格闘、活発な意見交換がなされ、災害時どのように避難すればよいかを図上に描き、次々と出される訓練想定と取り組みました。

結成以来、初めての防災訓練でしたが、多大な成果を残せたものと思われます。

添付ファイル

2017/1/14

小野地区防災講演

小野地区自主防災組織連絡協議会が防災講演会を開催され「防災訓練(基本5訓練)」という演題で講演が実施されました。

小野地区には5自治会があり、全自治会が自主防災組織を立ち上げておられ、互いに連絡協議会を結成されています。

防災活動も精力的に実施されており、市内で最も災害に強い地区であると思われます。

講演の内容は、そのような小野地区が毎年防災活動に取り組むにあたり少しでも参考になるように5種類の防災訓練の訓練要領を中心とした話で、各防災組織の役員を中心とした住民49名の方が熱心に聴講されました。次回からの防災訓練に活かされるものと信じます。

2016/10/23

横田第1自主防災組織総合防災訓練

07:50~08:00 避難訓練

08:00~11:50 総合防災訓練(規律訓練、消火訓練、防災講演、給食給水訓練)

訓練は、住民133名が参加して済々と実施されました。

住民は、07:55に「匹見川の水位が危険水位となりました~」の防災放送を聞くと同時に避難済みの目印となるカラー玄関に掲示、それぞれの避難ルートを経由して西益田小学校校庭へ避難しました。

避難が完了したところで総合防災訓練が開始され、最初に消防団第10分団による規律訓練の展示が実施された後、防災組織による規律訓練が実施されました。一般の人とは思えないほどのキビキビとした動作で、4回目となる訓練の成果うかがえました。

消火訓練は、訓練用消火器以外に実際の消火器を使用した訓練も計画、火を消す操作が落ち着いており、こちらも訓練の成果がうかがえました。

その後、体育館において防災支援センター会員、防災士 鶴頭定廣氏による「今日から出来る地震対策」と題した講演があり、講演終了後、水と非常食が各人に支給され訓練は終了しました。

添付ファイル

2016/7/10

久々茂自治会防災講演

久々茂自治会(上久々茂自主防災会)が、防災活動の一環として防災講演会を開催されました。

久々茂自治会は益田市内から数キロ山間に入った地区で中央に益田川が流れ、過去にも何度か洪水の経験があり、背後に急峻な山も聳えているため住民の方々の防災意識が高く4年前に防災組織を結成されています。

今回の講演会には、地区のほぼ全世帯数に当たる70名程の住民とともに消防団員も一緒に聴講され、1時間半の講演の間、皆、熱心に耳を傾けておられました。

2016/7/3

大浜自治会「社明大会」

大浜自治会は年に一度「社明大会」を開催されており、毎回、違った内容の講演会を実施されているそうです。

本年は、熊本地震など日本各地で起きる災害に対し「日頃からどんな備えをしなければならないか」を考える機会になればと防災支援センターに講演依頼がありました。

演題「災害に対する備え」(地震・津波・土砂災害の脅威)、1時間半の講演を実施、約40名の方が熱心に聞かれました。

大浜自治会は大浜地区防災会という名前で自主防災組織を結成されておりますが、2年以上活動は停止している状態だそうです。

これを機会に防災組織が始動し始めることを願っております。

2016/6/19

小浜地区防災会図上訓練

小浜地区防災会は益田市で最初に防災組織を立ち上げた組織であり、毎年、防災訓練や防災勉強会を開催しておられます。

当地区は、前に海、背後に急峻な斜面、その上を山陰本線が走っており、細長く狭隘な土地に民家が密集しているせいか住民の方々の防災に対する意識が高く、真剣に訓練と向き合う姿勢が印象的でした。

訓練は、住民45名が6テーブルに分かれ、台風通過時に伴う大雨、洪水、土砂災害を想定して実施されました。

台風通過で海が大荒れの中、大雨、洪水、土砂災害と身に迫った訓練シナリオが流され、参加者は、テーブルごとに避難のタイミングを図るべく真剣に議論して避難時機を掴んでおられ、良い図上訓練になったと考えます。

添付ファイル

2016/4/16

平成28年度防災支援センター総会

10:30~12:30 平成28年度総会、防災勉強会防災支援センター平成28年度総会と防災勉強会を益田市立水センターで実施しました。

防災支援センターとしての初めてとなる総会であり、活発な意見交換のもと平成27年度活動報告、会計報告及び平成28年度活動計画、活動予算計画が承認されました。防災勉強会では、27年度防災訓練を実施された横野自主防災会、久城北自主防災組織の会長から訓練を実施した所見などの説明を受けました。その後、防災組織が練を計画する際の参考となる4つの災害を想定した5種類の訓練方法を勉強しました。当日、新たに11組織に会員登録していただき、防災支援センターは、30を超える防災組織とともに防災活動に取り組んでゆきます。少しでも多くの住民の方に活動の様子を知っていただけるよう努力したいと思います。

添付ファイル

2016/3/20

久城北自主防災組織

10:00~12:00 災害図上訓練訓練は、住民28名が4グループに分かれ、洪水土砂災害を想定して実施されました。

久城地区は、久城台地と言われ洪水の危険性がない高所ですが、近年、各地で発生している想像を絶するような集豪雨も見舞われると、地区に点在するため池が越水、大量の雨水で道は滝のようになり、斜面の崩壊や地滑りが発生する恐れもあり、その上、市内から多くの人が高台を目指して避難して来ることなどの状況が考えられ、高台であっても災害と無縁ではないと思われます。参加者は、図上で地区の危険個所や避難場所、災害時要援護者の状況、避難の方法等を確認した後、次々と出される想定と真剣に取り組み、実際の集中豪雨を思い描きながら避難のタイミングを掴む良い訓練ができたと思います。

添付ファイル

2015/12/6

横野自主防災会防災訓練

08:30~09:55 避難訓練

10:00~13:00 炊き出し訓練

訓練は全世帯数の78.8%、全住民の40%が参加して実施されました。

08;30に防災放送があり、各地区ごと決められた集合場所に集合、避難誘導班長による人員チェックの後、避難場所(豊川小学校)に地区ごと連れだって坦々と避難、短時間で総員が避難を完了しました。

全員が避難したところで会長から訓練成果の講評、防災支援センター代表による避難に際しての心がけや防災基本訓練の話があり、避難訓練は予想以上の成果で達成されました。

引き続いて炊き出し訓練に移り、飲料水が十分でない状況下における調理方法の訓練として、ビニール袋でご飯、親子どんぶり、肉じゃがの調理訓練及び煙を使った燻製の調理訓練が行われました。

料理は思っていたより美味しく出来上がり、参加者全員が驚くとともに調理方法を会得、避難して来た人が限られた状況下の中、助け合って調理する手順を学びました。

皆楽しく和気藹々と炊き出し訓練に取り組み、大変有意義な訓練となりました。

添付ファイル

2015/9/5

防災支援センター設立(活動開始)式

10:30~11:00 設立式(活動開始)

11:00~12:00 防災支援センターの概要説明

13:00~15:30 災害図上訓練(津波想定)

設立式は、益田市長をはじめ、行政、企業等、来賓6名にご臨席をいただき実施しました。

概要説明は、防災支援センター設立の目的、自主防災組織を支援する仕組み等について説明、出席者は、防災支援センターの活動の意義について理解されたものと思います。休憩をはさみ、午後1時から大津波を想定した災害図上訓練を実施しました。

7グループの防災組織が訓練に挑み、大変有意義な訓練となりました。大津波が、刻々と益田市に到達するシナリオが付与され、避難のタイミングや避難方法について頭を悩ませながらグループ内で討論を重ね、全員真剣に訓練に取り組みました。各組織ごとの課題発表においては、訓練の成果を踏まえ、防災組織としてどう対処したかを発表されました。

訓練をとおして、各組織ともそれぞれの地域において課題が山積していることや処置しなければならない問題点が多くあることに気がつかれました。 

添付ファイル

Please reload

bottom of page