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2024/4/20

​令和6年度総会防災勉強会

毎年、総会に合わせて防災勉強会を実施しており、今年度も同じように総会と勉強会を同時に実施した。会員は、市内各所や遠く隣町から来られる方もあり、総会のみで終わるのではなく、勉強会を同時に実施するのは、会員にとっても得策であると考える。総会は、例年同じ議案で滞りなく終了、勉強会は、今回どうしても地震災害について勉強する必要があり、地震災害時の初動対応について勉強した。地震災害時は、初動対応の人の動きが重要で、揺れているうちは身の安全確保、揺れが治まったら直ちに人員の掌握、初期消火、倒壊家屋からの迅速な救出などが考えられ、その方法ややり方などについて勉強した。各防災組織は、自分の地域でそれがいかに展開できるか思いを新たにしたものと考える。とにかく、一人の犠牲者も出さないためには、初動対応訓練は欠かせないものと考える。各防災組織の健闘を期待しています。
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2024/2/18

​喜阿弥自治会自主防災組織防災訓練

喜阿弥自治会自主防災組織は、毎年防災訓練を実施されていましたが、感染症流行に伴い3年間中断、今年度から訓練を再開、今日が今年度3回目の防災訓練でした。「地震・津波の脅威」の防災講話を受講した後、新役員を含む各班役員の紹介、並行して、防災組織保有の炊き出し用窯を使用した、給食給水班による炊き出し訓練が実施されており、炊きだされた料理を参加者総員で試食して訓練が終了しまた。野外で大人数の食事を調理できる窯があれば、地震等の災害が発生したその夜、家に帰れなくなった人々の食事を提供することができ、とても有効です。でも、使用しないで倉庫に眠っていたのでは、いざという時に活用することはできません。定期的に訓練しておくことが大切です。
地震災害は、個人の安全確保、防災組織の人員把握等、初動対応がとても重要で、訓練していないと難しい動作だと思います。喜阿弥自治会自主防災組織の健闘を期待しています。
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2023/10/29

​横野自主防災会防災訓練

横野自主防災会は、毎年防災訓練を実施されていましたが、感染症流行に伴い一時中断、今回、数年ぶりに訓練を再開されました。訓練の最初は避難訓練、08:30に告知放送で訓練開始を伝達、住民の方は、4班に分かれ、各々の班で決められた避難時の集合場所に集まり、人員把握、異常がなければそのままグループで避難開始、避難場所である豊川小学校グランドに全班が集合したところで体育館へ移動、防災講話、心肺蘇生訓練、防災資機材の使用方法の説明を受け、資機材の操作訓練を実施され、防災訓練はすべて終了となりました。
災害時、最も重要なことは、住民方々の避難行動であり、避難の善し悪しが生死を分けると思います。横野自主防災会は、避難行動の手順が出来上がっており、要支援者対応を含めた避難訓練を継続されれば、災害時、横野地区の住民方々は、的確な避難行動が取れると思われます。
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2023/10/22

​令和5年度益田市防災訓練

令和5年度益田市防災訓練は、中西地区を主訓練地区、中西小学校を主会場として実施されました。訓練想定は、島根県西部を震源とした地震(震度5)が発生、情報伝達、警戒活動、災害対策本部設置、住民避難、一連の流れに沿った訓練と避難所運営や災害ボランティアセンター設置など災害発生後の公助が中心となった訓練、益田消防を主体となった倒壊家屋からの救出、救護訓練、模擬家屋の火災発生にともなう初期消火、本格的消火訓練など沢山の訓練が実施されました。我が白上町自主防災会、松原自主防災会は、バケツリレーで初期消火訓練に参加、訓練を盛り上げました。
地震発生時は、揺れが小さい内に机の下などに避難、天井落下などから我が身を守る。揺れがおさまった時点で火の元やブレーカーを遮断、自主防災組織で決めた公園などの広場に集合、人員確認、いない人がいればその人の家に行き、家が倒壊していれば救出を行う。地震は、発生した時点から災害であり、自主防災組織としては、この一連の流れを訓練する必要があると思われる。
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2023/9/3

​安田地区防災を考える日防災研修会

安田地区防災を考える日は、本年3月に開催された住民の方々に防災への関心を高めて頂く防災イベントに引き続き、今回は自主防災組織結成に向けた研修会を主眼に開催されました。
最初に「昭和58年山陰豪雨災害」のVTRを見て頂いた後、席の前後4名でグループをつくり「その時あなたは」という内容で討論し、その後「自主防災組織の結成」について講話させていただき、予想を上回る出席者に急きょテーブル、椅子を追加したことからも伺えるように、皆様真剣な眼差しで視聴しておられ、住民方々の防災意識の高さをひしひしと感じました。
安田地区には11の自治会があり、その内3自治会が自主防災組織を結成、活動しておられ、講話の後、2組織に活動の様子を報告してもらい、防災研修会が閉会しました。住民方々の防災意識の高さから11自治会全てが防災組織を結成される日も、ほど遠くないような気がいたします。その日に向かって更なる防災支援を続けていきたいと考えます。
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2023/8/30

​種地区高齢者サロン防災講話

本年も防災の日を前にして種地区高齢者サロンに防災講話を依頼されました。種地区は山間にあり、集中豪雨による土砂災害の危険が高く、どの話にするか検討しましたが、やはり「土砂災害の怖さ」について話させてもらいました。同じ話なのでどうかな、と思いましたが、高齢者には同じ話を何度も聞いてもらうことが大切だと言われ、話すことにしました。ただ、今回は、講話の途中で昭和58年の山陰豪雨災害のビデオを見てもらったことで、防災への意識高まり、若い人より早めに避難することの大切さについて理解されたものと考えます。
健康体操の後、防災講話を聴き、最後に茶話会と、ともすれば家に閉じこもりがちになる高齢者を誘い出す、種地区の素晴らしい取り組みであり、いつまでも続くことを祈っています。

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2023/8/20

​南町防災ふれあい大会

南町のふれあい大会はコロナ禍の3年間を除き毎年開催され、今回で26回目となりました。
本年は、防災をテーマに開催され、防災講話、煙体験、初期消火訓練、新聞紙を活用したスリッパづくりなどが計画され、スイカや飲み物の喫食もあり、参加者は、防災と向き合いながらも有意義な時間を過ごされたのではないかと思います。
​防災講話は、約30分、昭和58年の豪雨災害の写真や映像を鑑賞してもらいながら駆け足で話したので、よく理解出来なかったのではないかと反省しています。
人口減少社会が進むにつれ参加者は少しずつ減少していくと思ますが、ふれあい大会がいつまでも開催されることを祈ります。

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2023/7/23

​益田地区防災イベント

40年前の今日、益田地区は深い水の底に飲み込まれようとしており、茶色く濁った水は、生きたままの牛や真新しい乗用車を押し流し、ガスを吐き出す大きなプロパンガスが濁流に上下しながら遠くからでもわかる存在感を顕わにしていました。
そんな中、生後6か月の子供を背負ったお母さんが、軒の連なった家々の屋根伝いに多くの人の手を借りながら数百メートル移動して学校へ避難し、かけがえのない命をつなげられました。
今日の益田地区防災イベントは、そんな思いのある方々、約100名が猛暑の中、益田東中学校体育館に来られ、水害時のビデオ映像や、パネル写真を鑑賞され、豪雨の恐ろしさや後片づけの厳しさを思い起こしておられました。災害から長い年月が経ち、人々の記憶も薄らいでいると思いましたが、多くの方の心にまだ、しっかりと焼き付いているのだと改めて感じました。
防災は、住民相互のコミュニケーションがとても重要であり、いつ起きるとも分からない災害に対応する住民同士の防災体制をさらに高めていく必要があると思います。
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2023/7/21

​北仙道地区社明大会

北仙道地区社会福祉協議会が開催される社明大会の防災講演を支援しました。コロナの影響もあり久しぶりの開催で、4年前の開催では「土砂災害の怖さ」について話したので今回は、更に踏み込んで「避難マニュアル作成のすすめ」について話しました。それというのも北仙道地区は、4自治会全てが防災組織を結成されており、防災活動の参考としてもらえればと以前から思っていたからです。
災害は感染症の蔓延とは関係なしにやってきますが、感染症は防災活動を下火にさせる力を持っていました。いま我々は、その感染症を乗り切ろうとしており、災害でひとりの犠牲者も出さない方策をいま講じておかないとまた、皆が頭を寄せあって話し合う機会を遠ざけねばならない事態が突然、災害のようにやって来るかも知れません。防災は、いち早く態勢を整えることが基本だと思います。災害に強い北仙道地区の創出を強く望んでいます。
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2023/7/2

​西益田まちづくりの会防災研修

昨未明、山口県瀬戸内沿岸では記録的な豪雨、各所で災害が発生し、皆様の意識が豪雨災害に向いている中での研修であり、防災に取り組もうとする姿勢を、いつも以上に強く感じました。
西益田地区は、ほとんどの自治会が防災組織を立ち上げ、毎年、防災訓練を実施、訓練の練度も向上していることが窺われます。そのことが、本日の研修「災害に強い地域社会の創出」に繋がっていくのだと思います。
もしもの時、一人の犠牲者も出さない。災害に強い地域社会を創出する基礎は、まず、人々の気持ちを防災へと誘う防災組織の結成、一人のとりこぼしもない避難を完成させるための避難訓練の継続、それを可能にさせるための住民ひとりひとりとのコミュニケーションの熟成だろうと思います。防災役員等、防災に携わる人に果たせられた課題は大きく果てしない。西益田まちづくりの会の健闘を期待しています。
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2023/6/18

​4自治会合同防災訓練

吉田地区自治協議会が主催した4自治会(あけぼの西、太平町、中吉田、中島)合同防災訓練を支援しました。4自治会の内、2自治会(中吉田自治会自主防災組織、中島自治会自主防災組織)は、防災組織を結成しておられ、両組織とも防災支援センターの会員です。
訓練は、09:00時に風水害の訓練想定が各家庭に放送されて発動、最初は避難所吉田小学校までの避難訓練、グランドに集合した後、初期消火訓練、煙体験機、起震車での訓練、最後に炊き出し訓練、非常用糧食等をもらって解散、138名の住民が心地よい汗をかかれました。スタッフを入れて約170人の大掛かりな訓練でしたが、参加された住民の方は、「大変有意義な訓練だった」と、口々に言っておられ、防災組織が結成されていない2自治会も組織結成に向け動き出されることとなり、訓練の成果を大いに感じました。防災訓練は、誰かが背中を押さないと実施されにくい訓練ですが、勇気を出された4自治会役員の方に心から感謝いたします。
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2023/5/14

​明見第2自主防災協力隊防災勉強会

明見地区には、明見自治会と明見第2自治会の2自治会があり、防災組織も明見自主防災協力隊と明見第2自主防災協力隊の2組織、両組織は連合隊を結成、防災訓練などは連合隊で実施されています。この日は、明見第2自主防災協力隊が、今年度新しく役員になられた方を中心に防災勉強会が開催されました。
明見地区は、山と山に挟まれた狭隘な場所に集合住宅や民家が密集しており、土砂災害の危険性が高く、その分、住民方々の防災意識が高く、市内でもいち早く防災組織を結成、熱心に防災活動に取り組んでおられます。
新しく役員になられた方が中心ということもあって「自主防災組織の活動」について勉強会を行いましたが、防災役員として避難の呼びかけを行うタイミングの難しさに頭を痛めておられました。また、その部分の質問が多く出されました。空振りを恐れず、最も実際的で有効な防災訓練が出来た。と考え、新役員として、勇気をもって防災に取り組まれることを期待しています。
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2023/4/24

​二川自治会自主防災組織防災講演会

二川地区は、まさに中国山地を乗り越えようとするとりかかりにある地区で、それだけに土砂災害をはじめとする災害の危険性が高く、市内でもいち早く防災組織を立ち上げられました。住民の方々の防災意識が高く、これまでも、避難訓練、災害図上訓練をはじめ、防災勉強会を3回支援してきました。中山間地は町中と比べ土砂災害など、災害の危険性が高いにもかかわらず、高齢化や人口減少が要因となって防災組織の結成率が低く、そういった中で二川自治会自主防災組織は、市内の中山間地における唯一の防災組織として献身的に活動中です。
土砂災害は、危険性の高い災害ですが、雨が止んだ後になって発生することもあるなど、避難のタイミングが非常に難しく、事前の兆候を感知、避難を促すのは、住民と一体になった自主防災組織以外にないと考えます。二川地区の姿勢、研鑽そして努力に敬意を表したいと思います。
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2023/4/15

​令和5年度特定非営利活動法人防災支援センター総会

猛威を振るった感染症もようやく下火となり、今年度の総会は、会員のみに限定や人数制限を設けず、ご来賓を招待して通常どおりの総会を開催しました。雨模様の中、欠席が多く出るのではないかと心配しましたが、それほどでもなく、新たに3組織が入会、議案も滞りなく承認していただき、順調に経過しました。
防災勉強会では、危機管理課に防災行政無線の機構変更、防災アプリなど市からの防災情報の受信手段、及び新しく完成した防災備蓄倉庫の機能等について講義してもらった後、昨年9月19日に益田市を通過した台風14号に焦点を当て、防災組織役員の集合するタイミング等について勉強しました。
防災勉強会では、熱心な質問が次々と出るなど、出席した防災組織を代表する方々の防災に対する意気込みを感じました。危機管理課、防災組織、防災支援センターが一体となった防災を一層、高めていきたいと思います。
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2023/3/5

​安田地区防災を考える日

「安田地区防災を考える日」は、「災害の怖さを認識し、防災の意識付け、きっかけづくりを行い減災に取り組む。共助の力を高めて、コミュニティという視点から災害対策を行い、地域の安心、安全基盤をつくる。」ことを目的として開催されました。
防災に関連した9ブースをスタンプラリー形式で回りながら各ブースごと違った防災体験をすることにより、防災の大切さを意識してもらうという思考を凝らした防災イベントで、楽しみながら防災が学べる素晴らしい企画でした。防災というイメージを少し柔らかくした、このような企画が他の地区にも波及していくのではないかと思っております。
来館された方々は、日頃から防災について疑問を持っておられたようで色々質問され、各ブースの担当者から説明を聞くことにより、防災意識がさらに高まったものと思われます。こうして、人々の防災意識が向上したところで、防災を実行する上での次のステップへ発展されることを心から期待し、そのお手伝いが出来ればと思っております。
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2023/2/19

​滑区防災会防災講演

滑区防災会は、益田市の西南西に聳える大道山の北側に位置する滑自治会が組織されており、防災活動を盛んに実施しておられる地区です。また、同地区は、ブドウなど果物の生産地としても有名です。
一方、地区の世帯数は少なく、約30世帯の方々が暮らしておられますが、この桃源郷のような地区にも高齢化の波は、当然のごとく押し寄せ、その分、災害時には高齢者の方にいち早く非難してもらうことが大切です。しかし、その避難方法を整えるのは非常に難しいです。さらに、地区には二筋の大きく長い土石流警戒区域があり、高齢者を含む全住民の避難体制を確立することがとても重要となっています。
滑区防災会は、結成されて10年、感染症対策を厳格に実施したこの数年を除き、毎年、防災訓練を実施されており、地区の避難体制は整っていますが、世帯数は少なくても、地区で暮らされている人の状況は、毎年変化していると思われます。防災訓練を行われる度に避難体制の不具合を確認され、避難の体制を見直し、災害に強い地区を維持されることを期待しております。
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2023/2/7

​第2回くにびき学園防災講話

先週に引き続き、くにびき学園に対し第2回目の防災講話を行いました。本日の講話は、「自主防災組織の結成」という内容で話させてもらいましたが、既に自主防災組織を結成されている地区から来られた方もおられ、自主防災組織を結成することそのものより、結成後の活動のノウハウを学びたいという意気込みで受講されている様子が強く伺われました。
自主防災組織を結成しても防災活動が伴わなければ結成の意味を成しません。けれども、このような有名無実の組織が多く存在しているのではないかと思っています。たとい活動がなされていても、災害に対応した実際的な活動でないと、災害時に結果を出すことはできません。本日は、自主防災組織の結成を主体とした内容だったのですが、もう少し活動を主体とした内容で話せればよかったのではないかと反省しています。
そんな中にあって、くにびき学園に通ってまで防災を勉強し、我が自主防災組織の活性化を図ろうとする方々の姿勢に強く感動しています。くにびき学園で防災を勉強している方々が目指す、災害に強い地域社会の創出に向けての活動に更なる声援を送ります。

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2023/1/31​

​第1回くにびき学園防災講話

くにびき学園は、社会の一線をリタイヤされた方々の学び舎で、人生の後半戦をいかに生きるか、これからも社会に貢献し続けられるか、自分のスキルに一層磨きをかける、自分の隠れた能力を発掘するための学校です。
今回、そういった意欲ある学園の方々から、防災について学びたいと声が掛けられたことは、防災支援センターにとって名誉であり光栄です。
本日は、災害の中でも身近に発生し、多くの犠牲者を伴う土砂災害について話しましたが、土砂災害は、雨が止んだ後でも発生するなど突然発生するため、避難のタイミングがとても分かりにくい災害です。災害が起きる可能性をいち早く把握し、住民の方々を早めに避難させることが肝要です。
住民方々との信頼関係を成就させ、我が感じる災害生起の危険性をいち早く知らせ、避難してもらうことは非常に難しいことです。防災を勉強されている方々、くにびき学園を卒業された後のご活躍を心から期待しています。 
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2022/11/19​

​南町自治会防災講演会

​南町自治会は、市中心部から少し南寄りの山手に位置しており、洪水の危険性は少ないのですが、土砂災害の危険性が高く、「土砂災害の怖さ」という内容で話させていただきました。
住民の方は、雨が降ると土砂災害の発生を危惧しておられ、それを裏付ける小規模ながけ崩れや溝川を流れる濁った水を見て、不安を募らせておられます。
土砂災害は、水害以上に犠牲者を伴う確率が高く最も怖い災害だと思います。その分、不安のある場所で生活しておれる方は、土砂災害の前兆現象を見て避難するのでは間に合わない可能性もあり、いち早く避難することが大切です。自主防災組織を中心とした避難体制を整備し、雨が降り続く場合などは、防災組織の呼び掛けに応じた早めに避難する仕組みを確立していただきたいと思います。南町自治会自主防災組織の活躍を期待しています。 
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2022/11/18​

​ますだ地域づくり協議会自主防災防災勉強会

​益田地区は、中世の遺跡や文化財が多く残る歴史を感じさせる地区ですが、高齢化が進み、かつて賑わった商店街も衰退、空洞化が目立ち始めており、それに呼応するように住民方々の防災に対する取り組みは遅れがちです。昭和58年、3メートルを優に超える洪水が益田地区を飲み込んだのですが、人々の防災に向かう意識は上がっていないような気がします。そんな中で、ますだ地域づくり協議会、安心安全部会の取り組みは大変心強く、全力で支援していかなければならないと思っています。
住民の方々に防災の意識をさらに高めて頂き、自主防災組織という一つ形に作り上げていくのは、非常に難しいと思いますが、他の地区の人が入って行って無理やり指導していくことはできません。自治会長を中心とした隣保協同の精神に基づく住民同士の防災に対する意識の高まりが形を作り上げていきます。一つでも二つでも、三つでも四つでも防災組織が結成されることを心より待ち望んでいます。 
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2022/11/12​

​中吉田自治会自主防災組織防災研修会

​中吉田自治会は、世帯数450世帯を超えるマンモス自治会であり、自主防災組織の活動を継続して行うのは、人数の壁を越えなければならず、非常に難しいことだと考えます。そんな中で地道に活動を続けられているのは、自治会長をはじめ役員方々の不断の努力によるものだと考えます。
今回は、洪水や災害時の避難についての講演を聞かれた後、自治会を構成する9の地区ごとグループに分かれ、それぞれの地区の防災上の問題点、災害時における避難の方法等について討論する。という内容の研修会でしたが、すべての地区で活発な意見が戦わされており、方々は、普段から災害時の避難行動について問題意識を持ち、深く考えておられることが、よく分かりました。
災害が発生する前後においては、自主防災組織を中心とした住民方々の共助が最も重要です。特に、中吉田地区は、迷路のような路地が幾重にも張り巡らされており、避難行動そのものも大変ですが、災害が始まると救助の手は、ほとんど届きません。スムーズな避難が出来るよう、避難訓練を重ね、地区ごとに避難の体制を整えることが大切だと思います。中吉田自治会自主防災組織の活躍を期待しています。 
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2022/9/7​

​種地区高齢者サロン防災講演

​種地区高齢者サロンは、毎週水曜日に開催され、最初に健康体操、その後、講演や小物作りなど各種の催しが実施されています。毎週開催されるということで、その計画づくりと講師等への調整に多大な労力がかかると思われますが、ともすれば閉じこもりがちとなる独居老人の方々に健康と楽しい時間が過ごしてもらえ、大変有意義なサロンだと考えます。9月1日は防災の日ということもあり、今回のサロンは、防災講演が計画され、土砂災害を中心とした災害への備えと心づもりについて話させてもらいました。
種地区では自主防災組織が結成されていて、高齢者を迎えに行って避難させる訓練を実施したことがあり、地区全体、方々に住まわれる高齢者全員を避難させるのに2時間が経過しました。行政から発表される避難情報を待っていたのでは間に合いません。いち早く状況を判断して行動に移す必要があります。高齢者は、迎えられたら直ちに出発できる準備と心構えが必要です。種地区は、災害に強い地区を目指して今日も邁進しておられます。
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2022/8/24​

​ますだ地域づくり協議会「防災勉強会」

​ますだ地域づくり協議会/安全安心部会は、災害時の避難体制を整備するなど、災害に強い地区づくりを目指し、自治会長を対象とした防災勉強会を開催されました。
今回は、初めて開催されたこともあり、災害の基礎的な知識を習得していただくための講話、洪水、土砂災害、地震津波の3講話の中から、益田地区において最もリスクが大きいと思われる洪水を主体とした「益田市と洪水の歴史」を話させていただきました。
自治会長に災害についての認識を高めて頂いた後、自主防災組織の結成に主眼を置いた講話の機会が得られれば、と考えています。益田地区は歴史が古く、過去に何度も浸水被害を経験しており、特に、昭和58年の洪水では、地区内を流れる益田川の堤防が決壊したこともあり、人の背丈を優に超すほどの水が一気に地区を襲い、甚大な被害を被った経験があります。自治会長の多くは、それを経験されており、皆様、メモを取りながら真剣に受講しておられました。
高齢化が一段と進んでいる益田地区ではありますが、安全安心部会の熱心な指導の下、多くの自治会で自主防止組織が結成され、避難の体制が確立されることを心から期待しています。
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2022/7/2​

​西益田まちづくりの会「防災学習会」

​西益田まちづくりの会/地域安全検討委員会では、毎年、防災学習会を開催しておられ、昨年8月、高津川の水位が上がり、多くの方が避難されたこともあり、本年は、出水期前に計画されました。
講話する内容に希望があり、「自主防災組織の活動と集中豪雨や水害へのそなえ」について話しました。
西益田地区は、高津川、匹見川が地区を分断しており、水害の危険性が高く、その分、市内でも自主防災組織の結成数が多い地区で、「自主防災組織の活動」については、これまでに何度か聞かれた内容だったかも知れません。「集中豪雨や水害へのそなえ」についても、水と隣り合わせの地区ゆえに、普段から心がけられ、実施されている内容の再確認となったやに思われます。
しかし、過去、災害発生時の天気図や、高津川出水時の水位データーを示しながら講話することにより、皆様、真剣な眼差しで画面を見つめ、聞き入っておられました。
西益田地区は、防災組織を形成される多くの方々が、高い防災意識を堅持しておられ、地域安全検討委員会を中心に益田市で最も早く、災害に強い地域社会を創出される地区だと信じております。
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2022/6/27​

​益田地区危険物保安協会「安全講演会」

​益田地区危険物保安協会では、毎年、安全講演会を実施しておられましたが、感染予防のため数年、開催を見合わせて来られました。本年は、感染状況がやや落ち着き、開催されることになられたそうで、防災についての講演依頼があり「企業の防災対策について」と題して話させていただきました。
危険物保安協会は、危険物を取り扱う企業、事業所の方が会員ということもあり、会員の皆様は、仕事柄、防災については強い関心を示されており、真剣な眼差しで受講しておられました。
危険物を取り扱う企業は、災害時、その他の企業以上に危険物の対応状況を通常時から考えておく必要があり、自社の危険物が原因で二次災害とならない対策は、完璧を要求されています。しかし、災害は、その時機と場所、その規模を私たちに知らせてはくれません。十分過ぎるほどの対策が功を奏すこともあります。そのあたりは、皆さん十分ご存じなようで、鋭い眼光から更なる向上を目指しておられる様子が伺い知れました。
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2022/6/26​

​江津市都野津町「避難所運営訓練」

​江津市都野津町の住民、消防団合わせて約35名が、都野津地域コミュニティー交流センターに集合、「避難所運営訓練」を実施されました。
訓練は、ゲーム感覚で訓練できるカード形式の用具を使った、避難所に次々と発生する難題を的確に対処していく対応訓練で、住民の方々は、頭を悩ませながらもひとつ、ひとつ解決され、訓練が終了する頃には、避難所で起きうる出来事をすっかり把握された様子、即座に解決策を導き出して対処できるようになられました。
通常、この訓練では、仮想の学校を避難所として訓練するのですが、都野津町では、交流センターが、避難所に指定されており、交流センターの見取り図を使って訓練したため、より実際的な訓練になったものと考えます。交流センターは、バレーボールコートが一面取れる体育館のある大きな施設ですが、種々の条件や問題を抱えた避難者がやって来た場合など、この施設だけで十分かどうか、訓練した結果、住民の方々は、いろいろな課題を確認されたのではないかと思います。もしもの時、都野津町は、住民全員が的確な行動がとれる、災害に強い町となられることを期待しています。
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2022/6/23​

​益田法人会第1回法人学校「防災勉強会」

​公益社団法人益田法人会の第1回法人学校が開催され、防災について勉強されました。
このところの感染予防により、しばらくの間、法人学校が開催されなかったようですが、感染もやや落ち着き、今回、久しぶりに開催に漕ぎつけられたようです。今回は、防災について勉強されるということで、会社の経営者や社員が出席されるということもあって「企業の防災対策について」と題し講演させていただきました。
勤務中に災害が発生した場合、多くの社員がいる企業は、共助としての活動をしなければならず、避難、人命救助等、力を合わせて実施していく一方、企業は、企業として事業が継続できるか、継続できなければ、いち早く継続できるよう最善の努力をしなければならないと思います。
勤務時間外に災害が発生した場合は、地域住民の一人として活動するとともに、会社の状態を確認、事業継続の判断については、上述と同様と考えます。
皆様、真剣な眼差しで受講されており、企業人としての自覚をひしひしと感じました。
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2022/5/29​

​明見団地自主防災連合隊防災勉強会

​明見団地自主防災連合隊は、2自治会合同で結成された防災組織、明見自主防災協力隊と明見第2自主防災協力隊で構成されています。2防災組織には司令部があり、それが連合隊です。他の防災組織とは幾分、趣が異なりますが、住民方々の防災に対する意識が高く、防災会議が定期的に開催され、防災訓練も定期的に実施されています。
今回は、防災会議に合わせた勉強会で、防災役員方々の防災知識向上が勉強会の目的でした。新しく役員になられた方もおられると思いますが、災害時に防災組織が果たす役割と訓練の重要性、避難マニュアルの有効性について深く理解されたものと思います。
明見団地地区は、国道から入り込んだ袋小路のような地区で、最も奥の山には谷筋が幾筋かあり、想像を絶するような集中豪雨があった場合、これらの谷筋から大量の水と土砂が流れ出すことも考えられ、早い段階で避難することが重要だと考えます。
​今回、勉強されたことを基に、避難マニュアルを整備、避難訓練を重ねることで避難マニュアルの不具合点を確認、マニュアルのバージョンアップを図り、もしもの時は、マニュアルに基づく的確な避難が出来る域にまで達せられることを期待しています。
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2022/4/18​

​益田市民生委員児童委員協議会防災講演会

​益田市民生委員児童委員協議会では、総会に合わせ防災勉強会を開催されました。
委員の方々は、地域住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行うため、災害時の避難行動、特に、災害時要配慮者の避難のあり方について知っておく必要があり、全委員が、真剣な眼差しで勉強しておられました。講演では、2017年7月5日、島根県西部を襲った集中豪雨、それに引き続いた九州北部豪雨及び2019年10月12日、台風19号時、両災害時における住民避難の様子について講話した後、自主防災組織の活動ついて講話し、自主防災組織の必要性について勉強していただきました。全国的には、自主防災組織と民生委員が一体となって防災活動、災害時の避難誘導を行っておられますが、当市では、まだ、まだ、そこまでたどり着いていないというのが現状です。
​今回、勉強されたことを基に、各地域において住民の先頭に立って防災組織を立ち上げられ、理想的の防災活動、災害時の避難行動に一歩でも近づて行かれることを期待しています。防災支援センターは、それを支援して行きます。
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2022/4/16​

​令和4年度特定非営利活動法人防災支援センター総会・勉強会

​昨今のコロナ禍において総会、勉強会を開催するにあたり、出席人数を総会進行に支障がない程度の人数にするため、ご来賓は招待せず、団体会員(防災組織)からも出席者を1名とさせていただき開催しました。勉強会においては、防災組織からなるべく多くの人に出席してもらいたいのですが、これも仕方ありません。
総会では、令和3年度事業報告、活動計算書報告、監査報告、令和4年度の事業計画(案)、活動予算(案)、役員改選(案)及び細則の一部改正(案)について審議、すべて承認を得ました。
勉強会については、令和3年度、避難指示が発令された8月9日、8月14日の「高津川水防情報」について、及び熱海市の土砂災害について勉強したところ、活発な意見が出され有意義な勉強会となりました。
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2021/11/20​

​西益田まちづくりの会防災学習会

​西益田地区の自治組織、西益田まちづくりの会の防災学習会「自主防災組織の結成と活動」が開催されました。西益田地区は市内でも防災意識が高い地区で10自治会が自主防災組織を結成され活動中、7自治会が防災組織の結成に向け準備中です。防災学習会は両者が混在して学習されるということで、自主防災組織の結成と活動という学習内容にしました。防災組織を結成されて活動中の方には、現在活動中の内容と学習会で勉強された内容を比較検討してもらい、未だ防災組織の結成に至っていない方には、結成に向けた要点等を習得して頂けるようにとした学習内容でしたが、受講された方にとっては、各学習内容を自分で取捨選択しながら学習しなければならないため成果を得にくかったのではないかと反省しています。防災は、災害時に犠牲者を出さないことが最大の目標だろうと思います。そのためには避難行動の善し悪しがとても重要で、適切な時機に的確な避難をすることが肝要だと思います。防災組織を結成し、避難の方法について検討、マニュアル化し、それに基づいた訓練の継続が犠牲者をなくす方策だと思います。西益田まちづくりの会の健闘を応援しています。
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2021/11/13​

​緑ヶ丘連合自治会「合同防災講演会」

​緑ヶ丘連合自治会は、緑ヶ丘第1自治会、緑ヶ丘第2自治会、緑ヶ丘南自治会及び松ヶ丘自治会の4自治会で構成、毎年、合同で防災活動を実施されています。しかし、昨年、一昨年と感染症予防のため実施できず、本年、感染症が落ち着いている間に役員の方のみを対象として防災講演会を開催されました。
この地区は河川から離れた地区で洪水の危険性が低く、また、土砂災害を起こすような山もなく、地震について話してほしいという要望から「地震の脅威」という題で講話しました。島根県西部地方はユーラシアプレートの上にあり、過去、大きな地震に見舞われたことがありませんが、近くに弥栄断層が走っており、江戸期に何度か地震が発生、明治期にも浜田地震が起き、地震がないわけではなく何時起きるかは分かりません。
地震が起きた際は初動の対応がとても重要で、初動なので自助と共助で全てのことに対応しなければなりません。自主防災組織は(例)初動対応マニュアルを整備し、地震発生時の初動対応をマニュアルに基づいて訓練することが肝要だと思います。訓練すればマニュアルの不具合個所が見え、マニュアルを修正、再度訓練する。この繰り返しが大切だと思います。訓練していれば不幸にして地震が発生した場合、初動の対応が正しく実施できると思います。緑ヶ丘連合自治会の健闘を期待しています。

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2021/10/17​

​横田第1自主防災組織防災講話

​横田第1自主防災組織は西益田地区の中心部に位置し、地区で最も世帯数の多い自主防災組織で防災意識が高く、設立後は毎年欠かさず防災活動を実施されています。昨年と本年は感染症の拡大予防に鑑み住民が多く集まる防災訓練は断念され、昨年に引き続き本年の防災活動も講話を聴講しての勉強会となりました。
西益田地区は1級河川高津川が地区を分断するように流れ、過去、何度も氾濫、洪水の被害を経験され、洪水からのいち早い避難が防災活動の課題です。高津川は江戸時代、津和野藩によって河川改修が行われ、川筋が変更された経緯があり、氾濫や決壊の発生場所によっては横田第1自治会など住民の方が多く生活している所が川となることが予想され、水位の上昇を考慮した早目の避難が肝要です。そのためには、避難マニュアルに基づく的確な避難行動を取れるか否かが勝敗を左右すると思われます。
避難マニュアルに基づく避難訓練を毎年実施され、不具合個所の確認、マニュアルの修正、これを繰り返すことで災害に強い地域社会が形成されていくと思います。横田第1自主防災組織の更なるご活躍を期待しております。
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2021/9/19​

​元町、南町合同防災訓練

​吉田地区自治協議会が主催した元町、南町合同防災訓練を支援しました。
吉田地区自治協議会は、益田市で最も人口の多い吉田地区の協議会で三つ部会があり、今回の訓練は、そのうちの安全安心まちづくり部会、防災班が企画した初めての防災訓練で、元町、南町自治会合同の防災訓練が実施されました。訓練は、08:00~避難訓練、引き続き避難所体験、段ボールを使っての簡易トイレ作成法を実施する計画でしたが、感染予防を考慮し、住民の方は避難訓練終了後、非常用糧食を受け取って解散、その後のメニューについては役員と特に希望する住民のみで実施しました。
避難訓練は簡単なようで割と難しい訓練で、的確な避難体制が構築できるように自主防災組織が中心となって避難マニュアル等による避難要領を確立することが大切です。災害時、避難の善し悪しが生死を分けると考えます。自治会(自主防災組織)内の実情は時間とともに変化すると思います。年に一度は避難訓練を実施し、その時、その時に合った最善の避難体制を整備しておくことが肝要と考えます。
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2021/8/4​

​ますだ交流館防災講話

​ますだ交流館は、閉館した益田市立益田児童館の後継として、ますだ交流館運営委員会が発足、益田児童館当時の業務や行事を受け継ぎながら、児童だけではなく大人にも門戸を開いた交流事業を進められております。防災講話の前段では、高齢者の体操教室が開かれており、皆さん、筋力トレーニングを中心とした体操に汗をかいておられました。
​益田地区で防災に関する講話が開催される機会は久しくなかったのですが、その分、受講された皆さんは、普段から防災について気になっておられたようで、どなたも真剣な眼差しで話しを聞いておられました。
益田地区では、防災組織が一組織しか設立されておらず、平常時の防災活動が行われていない状態です。けれども、今回の防災講話の受講態度からうかがえるように、どなたも防災について高い関心を示されており、ますだ交流館運営委員会を中心とした盛り上がりによって、益田地区に防災活動の根が広がっていくことを切に期待しています。
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2021/7/14​

​防災について学ぼう

​小学生を対象とした防災教育支援は今回で3度目、当初、災害時の被災写真を見せるだけではなく、防災を系統的に分かりやすく教えるにはどうすればよいか、教える内容の組み立てに苦労しましたが、当の小学生は意外に能力が高く、絵や写真を見せながら説明しただけで反応する児童も多くいて、ほぼ全児童が理解したのではないかと感じられました。中には、地震をはじめ、防災に詳しい児童もいて、こちらがビックリしました。
益田市は、過去、幾多の洪水被害を経験しており、今後、災害に遭遇するとしても猛烈な雨が起因となった洪水、土砂災害の危険性が高く、今回の防災教育もここを重点的に説明、災害の危険を知らせる情報の取り方、正しい避難、平常時の災害対応の在り方など、防災対応の重要性が児童から大人に伝達、発展していくことを期待しています。​​

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2021/4/17​

​令和3年度総会

​昨年度は、感染症予防のため文書総会となったが、今回の総会では来賓を招待せず、団体会員である防災組織からも出席者を1名に限定、出席者の人数を出来る限り抑え、感染対策を整えた上で総会の開催に漕ぎつくことができた。
例年、総会時に合わせ防災勉強会を実施しており、今回は、上久々茂自主防災会に「避難マニュアル」について講義して頂いた。出席した各防災組織の代表者は、とても熱心に聴講しておられ、避難マニュアルを既に作成している防災組織はマニュアルの見直し、まだ避難マニュアルを作成していない防災組織はマニュアルを作成しようとする意気込みがひしひしと感じられた。
昨今の集中豪雨は、突然、猛烈な雨が降りだし避難する暇もなく土砂災害等の災害に遭遇する場合が多く、雨が降りだす前、夜間にかかりそうなら明るい内に住民全ての避難を完了するには、避難の手引書となる避難マニュアルが必要であり、マニュアルに基づく避難体制を確立、訓練することが重要であると考える。
訓練すればマニュアルの不備が見つかり修正する。訓練、修正を重ねていくことで災害時に通用する避難マニュアルが出来上がるものと考える。
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​2021/2/14

​小野地区自主防災組織連絡協議会防災講演

​小野地区自主防災組織連絡協議会は、小野地区の5自主防災組織で結成する連絡協議会で年一度、合同した防災訓練や防災講演会を開催されています。合同して防災活動を実施することにより、各防災組織の練度向上が図れるとともに各自主防災組織が抱える地域性の問題点等解決の糸口を見つけ出すことができると考えます。
本年度は、感染症の影響で多くの住民が参加する防災訓練は控え、聴収者の人数を抑えた防災講演会が開催されることとなり、各防災組織を代表する方々が聴講されると考え「避難マニュアル作成のすすめ」について話しました。
集中豪雨による災害は、急激な豪雨により逃げ遅れるケースが多く、自主防災組織として事前に豪雨の気配を察知し、住民の方を早めに避難誘導するには、避難の判断を補完する避難マニュアルの存在が欠かせません。簡潔で分かりやすい避難マニュアルはいかに作成するか。
各防災組織とも地域の特徴を生かした機能する避難マニュアルが出来上がり、それに基づいた避難訓練、不具合点の発見、避難マニュアルの修正、といった、避難に関する正の連鎖が始まることを期待しています。
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​2020/12/12

​喜阿弥自治会自主防災組織防災講演会

​喜阿弥自治会自主防災組織は、益田市でも2番目に早く防災組織を設立した自治会で住民方々の防災意識が高く、防災訓練、講演会等を毎年欠かさず実施されています。地区を流れる喜阿弥川は少量の雨でも水位が上がりやすく洪水の危険性が高い他、海にも近く津波、高くはないが土砂災害を引き起こす可能性のある山もあり、災害の危険性を考えれば限がありません。災害は、いつ、どこで、どのような災害が起きるか分かりません。大災害になれば洪水と土砂災害は複合して発生します。ゆえに、通常時から災害を意識し、災害時の初動対応、避難の重要性を認識、それに付随した訓練を実施しておくことが必要です。
今回の講演会は、感染症対策もあり人数を制限、役員を中心にした講演会でしたが、皆様、熱心に受講しておられ、防災意識をさらに向上させたものと考えます。災害時に防災組織として完璧な対応を取るためには、多くの知識と不断の訓練が必要と思われます。
喜阿弥自治会自主防災組織が、災害時に機能できる組織へとさらに一歩成長されることを期待しています。
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​2020/12/11

​福祉公開講座(自然災害)

​社会福祉協議会が開催している令和2年度の福祉公開講座に自然災害というテーマで講演しました。
​防災組織や自治会ではなく一般市民が受講されるということで防災支援センターが市民向けに用意している講話内容、洪水編、土砂災害編、地震津波編の中から洪水編「益田市と洪水の歴史」を講話しました。
防災組織や自治会では、講話の中間付近で該当地区のハザードマップを説明するのですが、いろいろな地区から来られているので、昨年の台風19号、本年の熊本豪雨災害、台風10号及び益田市で避難準備情報が発表された7月14日の集中豪雨における高津川の水位変化について話しました。
女性の受講者が多かったのですが、皆さん熱心に受講されており感心しました。それぞれの地区に帰られたら本日感じられた意識をさらに高め、地区の防災力アップに一層尽力されることを望みます。

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​2020/12/6

​種地区自主防災会防災訓練(高齢者避難支援訓練)

​種地区では本年8月、4自治会が合同して自主防災組織を設立、12月6日、設立後最初の防災訓練を実施されました。
種地区では昭和58年島根県西部を襲った集中豪雨災害で8名の尊い命が犠牲になられたこともあり、住民方々の防災意識は非常に高く、防災組織の設立について10年ほど前から検討を重ねてきましたが、少子高齢化、人口減少等の事情により設立には至りませんでした。
検討の結果今回、若い世代の人口が少ない中、消防団を取り込み、自治会を合同するという形で設立に至りました。益田市内には、種地区と同様な事情を抱えた地区が多くあると思いますが、種地区の例を参考にして防災組織が次々に立ち上がってほしいと思っています。
今回の訓練は、高齢者を早めに避難させるための手順や高齢者宅周囲の状況確認及び高齢者に対する避難の重要性を啓発するなど、高齢者のみの世帯を対象に実施され、内容の濃い訓練でしたが、実際行動してみると種々の不具合が確認されました。次回の訓練はこの教訓を生かし、更に充実した訓練となることを期待しています。
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